ヒモ夫の日常

駄文、愚文

アニメのイベントで悲しくなった話 ー10月の振り返り

中途半端に振り返りをして特に言うことは無いんですが、とりあえず節目なので。今年も残り2ヶ月です。

 

 

ofsp0604-oto363.hatenablog.com

 

 

アーケードコントローラーを買って、日々練習しています。そこそこ戦えるようになったのでぼちぼちランクマッチも始めようと思います。

 

昇龍拳の練習は毎日欠かさずやっており上達が見込めれば幸いです。

 

そしてゲーミングモニターを買うことにしました。自宅でライター等の作業をする際にも複数モニターがあるとすごく便利ですし、アニメとか見ながらネットサーフィンもできるので……

 

なんてごちゃごちゃゴタクを並べていますが普通にゲームをちゃんとしたいだけです。どうせ今後もちゃんと格闘ゲームなどに力を入れてやっていきたいと思っているのでそこそこ良いモニターを買って、PCやPS5などでも快適にゲームがプレイできるようにしていけたら良いと思います。

 

 

 

アニメのイベントで悲しくなった話

 

とあるハマったアニメの関係者座談会みたいなものに配信で参加していたんですが、すごい今の時代では珍しいアニメだったんです。

 

少し前の時代で言うと、「OVA」みたいな雰囲気のアニメ作品。今でいうと配信限定WEBアニメみたいなことでしょうか。

 

とにかく世界観が独特で、SFに凝っていて、かつ昔の「青春」という概念(今はキラキラまぶしいが、昔の創作物では葛藤や苦しさが大きかった)が強めなTVアニメ作品です。

 

アニメの展開も独特ですし、劇伴と呼ばれる物語のサポート的立ち位置のいわゆるBGMみたいなものも一切使わず、音楽は一話に付き渾身の一曲を監督が好きなバンドやアーティストに話に合わせて作成してもらって、宣伝も極力内容を省いて……

 

と異例のアニメ作品です。もちろん原作コミックスなどないオリジナルTVアニメ。

この時代にすごいチャレンジな企画だし、それを通した方もすごい。本当になんか時代のスキマにポッっと作られたすごく自由で荒々しくて、それでいて優しい素晴らしいアニメ作品だと私は想います。

 

 

その作品のイベントで素晴らしいお話ばかりだったんですが、最後に少し悲しくなってしまったんです。

 

 

MCの方が「監督、最後に来てくれた方にメッセージありますか?」

 

と質問した際に、「こんなに自分のモノだ、と思える作品が今後できるか正直わからない、ビジネスですから。だからこうやって皆さんに見ていただいて本当に嬉しい」とおっしゃったんですよ。

 

 

それを聞いて、アニメを作る人に言わせてはいけないセリフだな~と思ったんです。あんなに才能があって素敵なお話を作れる人が、自由に好きなものを作れないってわかっていて、今回できてすごく幸運だな~って感じている。

 

それって今の資本主義な現状だとどこでも起こりうることです。お金が無いから、稼げないから自分の好きなものを形にできない。ほんと日常茶飯事ですが、ものづくりという現場、そして素晴らしいものを作る人にこのセリフを言わせるって本来おかしいことですよね。

 

限られた巨匠だけが長編を好きなように作っているのが現状です。邦画もこういう状況のせいでオワコンなんて言われてしまう様になったのだと思います。

 

どこもこうだと思うんですけど、私はアニメや漫画のおかげで楽しく生きていくことが出来ているわけですからどうにかしたいと思っちゃっています。

 

しかも私がアニメを見ていて1番ドキッとするのはその作品に作者を見つけたときです。きっとこの監督や原作者はこんな悩みを抱えていて、同じ世界に住む人間の1人なんだなと思ったときにその作品や、その方が作る世界を好きになってしまうタイプです。

だからできるかも、時間がどれくらいかかるかもよくわからないですが、素敵な作品を作る監督達がああいうセリフを言わなくて良いようになるような行動をしたいと思います。

そういう形で作ってくれる人に恩返しできたら良いと思います。今のところはこのような感じです。