初取材に行ったら自分が包茎だと気づいた
今日はライターとして初めての取材に行ってきました。
今回はとある作品のキャストの方にインタビューです。
誰でも知ってるような有名作の新シリーズで主役を務めるお二人へのインタビューです。
かなり心に残るお仕事になりました。今日わかったことは、
・インタビューは難しい
・僕は包茎だ
の2点です。
初取材でめちゃくちゃ緊張していたのですが、そもそも「インタビュー」というモノが何をするべきで、何をすべきじゃないのか全くわからなかった。先輩や編集者の方にお話聞いて、わかったつもりでいましたが百聞は一見に如かず!
インタビューをしながら頭の中で「インタビュークソムズやん!」と関西風ツッコみをしてました。
終わって初めて難しさや大事な事がわかりました。
読んでる人もいつかインタビューするかもしれないので書いておきますね。
まず相手も同じ人間なので、聞いてすぐ答えが帰ってくるものではありません。待ちましょう。
聞き役に撤しねば!とだけは思わずに、話聞きながら入れる場所はあるか!?と探しましょう。
声は大きくしましょう。
なーんだ!当たり前のことじゃないか!と思うかもしれません。ですが、限られた時間の中で仕事としてお話をする難しさのはやってみないとわからないもんですね。
インターンをしたり、就活で面接を受けたりすることはこういう社会的会話の練習だったんだなと思いました。僕はそれから逃げたので出来なくて当然なのです。僕の周りの新社会人は本当にみんな偉い!誇れ!
「取材は出来ない」という事がわかりましたので、少しづつできるように頑張ろうと思います!
次に僕は包茎だと言うこともわかりました。
もちろん僕とサウナに行ったり、セックスをした人は分かると思うんですが僕は包茎です。毎日お風呂で見るのでそれは理解してます。
精神的にも包茎でした!
僕はさっきも行ったように就活やインターンみたいものから逃げました。それは「恥をかきたくない、傷つきたくないから」です。
考えてみればいろんなことから逃げてきた人生です。もちろん頑張る時は頑張りましたけど。
失敗したくない恥かきたくないというのは、それがダサいと思っている。つまり自分はイケてるダサくないと思いたいということですね。
そしてそれが自意識過剰になってしまったり、人の目ばかり気にしてしまう要因になるわけです。
僕はなれないインタビューをしながら、「こんなに出来ないのか!はずっ!」っと思ってました。
初めて部活に入った時とか、マット運動をみんなの前でやっている時の感覚です。
それと同じ感覚を未だに感じるってことは全然成長してないじゃないか!と思いました。
僕は未だに出来ないことや、自分が情けないって思いたくない、子供じゃないか!って思ったんですよ。大人になったつもりでいましたが、まだまだ思春期を引きずった厨二病の男の子なんだな~と実感しました。
色々着飾って強く見せても中身はまだまだ刺激を怖がっている、つまりは包茎です。
失敗したり恥ずかしい思いをして少しづつ大人になっていくものなんですね。
そんな精神的に包茎野郎の癖に、なぜ完璧になろうと頑張っているのかって話ですよ。
僕は嫌われたくないとか、ダサいと思われたくないとか、もっとすごくなりたいって思いすぎ。まずは皮向いて自由にしたほうが気も楽ですし、幸せなはず。
難しいことは難しいでいい、わからないことはわからないで良い、出来ないことは出来ないで良い、できるふりして一生刺激に怯えるよりも、そうやって許したほうがよっぽど楽です。恥かいたり失敗しながら、少しづつできるように、わかるようになっていけば良いんですね。
僕は自分を損ないたくない、保ちたい一心でそんな基本的なことにも気づけずに22年間過ごしてきました。優等生で、出来るやつで居たいって気持ちが強かったんですね。
期待に答えるとか、褒められたいっていう気持ちがどんどん強くなった結果でしょうか?
よくわからないけど、あ~!肩の力を抜いて少しづつ頑張れば良いんだな~って改めて思いました。持久走大会の前はいつも母からそうやって言われていたな~。
逃げたり虚勢を張ったりしながら、無理して無理して、一生懸命頑張る人を馬鹿にしたり、見下して自分の機嫌をコントロールしていくうちに、自分のほんとうの気持ちとかやりたいことも、恥ずかしいとかダサいって思うようになり、いつの間にか何が好きかもわからなくなって、鬱っぽくなったりもして(コロナ禍で1人になれて本当に良かった!)、少し遠回りしましたけど多分前よりは楽なんじゃないかな~と思います!
いま包茎な私でも友人や家族がいるわけなので、今で十分満足ですし、これからちょっとずつ皮を剥いて夜風に当てたりして刺激になれていけばもっと楽しくなるんじゃないかな~。
インタビューって今の僕には出来ないんだな~という、当たり前で他人からするとそらそう!と思うことかもしれないけど、「出来ないことがある、少しづつ出来るようになれば良い」ってズドンと体験できた事が凄くありがたいです。
好かれるとか、嫌われるとかそういう事はあまり気にせずに、自分が出来ることをちょっとずつやっていきたいなと思いました。
すごく良い経験が出来たと思います!このインタビューはずっと忘れないようにしたいです!
あと普通にコンプレックスなので、ちんちんの方もどうにかしたいです!では!