ヒモ夫の日常

駄文、愚文

3虚無に負けないように仏教に学ぶ 6月の振り返り

 

ofsp0604-oto363.hatenablog.com

 

なんと6月に書いたブログはたったのこれだけでした。

 

それもそのはず、書いたり買ったり、いろいろもどかしい時期でした。読んでいただけると分かるかと思います。

 

紆余曲折あって、仏教的価値観を取り入れることで何か変わることがあるのでは?という話。

 

↑記事を読むと大体の事が分かるのですが3行でまとめると、

 

・オタクグッズや便利グッズを買って自分を鼓舞するの虚しい

・解消されない格差がある資本主義社会で頑張って金稼ぐの虚しい

・より良い文章力、人間的魅力のための努力が虚しい

 

このような3虚無を感じる事が多くなりました。3つ目に関しては自己実現や向上していくのは凄く大事な事です。しかし、それがお金のためだったり、人に認められるためだと虚しい。

 

仏教らしく言うと「燃えている」状態の虚しさです。自己承認等の欲望を燃やして活力にし日々努力したり活動することの途方も無い道のりを想像すると虚しいな~と感じてしまったのです。

 

要するに自分のために何かする事が、最終的にあまり意味がないような感覚ですね。

 

そういう時に頼るのは宗教や哲学なので、僕は仏教をチョイスしました。それも上座部仏教などの原始的な奴です。

 

まずは、その教えに目覚めた張本人のことを簡単に知りたくなったので、手塚治虫が書いた『ブッダ』を履修。

 

次にスリランカ上座部仏教の長老であるスマナサーラの本を読んでいます。今後は自分でもっと仏典に近いものを探して読んだり、日本に伝わった大乗仏教なども勉強したいと思います。

 

アマゾンリーディングの読み放題が安いキャンペーンをしていたので、まずはそちで読めるものを読み漁っています。あのサービスは浅めの教養系の本をよむのにかなり適しているのでおすすめです。

 

僕みたいな半端な知識で仏教を説くことは不可能なので、メモ程度のことを軽くまとめて置きます。

 

仏教は哲学や修行に近いです。「何者にも頼らず自分の心と行動で道を創る」ものかという印象です。現実逃避するのではなく、一旦全部理解して受け止めなければ行けないようです。この時点で苦しくなって絶望してしまう事も多いかと思います。

 

そしてスマナサーラ氏の考えはそういう厳しくも核心を付いたような教えを、科学や新しい学問などを持って、解釈し今の時代にチューンナップしている印象です。

 

日本では器用に仏教や神道などを経済的なシステムと組み合わせている感じでしょうか。

 

まだわからない事だらけで、スマナサーラに言わせればこういう定義付けに時間を費やす事が最も無駄らしいですw でも彼の話を聞くと至極まっとうなことなんですが。

 

そして何より実践をすることが仏教で最も大事な事。そういう生き方、そういう体の感じ方(いわゆる瞑想です)を日々行うことによって自然と悟りに近づくということ。

 

スマナサーラ氏はその「悟り」という状態をより詳しく現代人でも納得行くように説明しているなと思います。

 

 

まとめると、シンプルながら本質的な事を言っているのが仏教でしょうか。とにかく核心をついてくるし、「あー正しすぎてやばいな」と感じます。

 

何かを信じて救われるのではなくて、徹底して人間や自分の嫌な部分と向き合って行く。なんか書いていて冷たい印象を持ってしまったんですが、全くそんなことはなく自分にも世界にも優しいというか、なんだろう寄り添うような考え方だと思います。

 

僕には凄くあっているので、これからも少しづつ楽しんでいければと思いますね!