ヒモ夫の日常

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名画レビュー・解説100!「ローマの休日」(1953年)

ローマの休日」(1953年)

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オードリーヘップバーン可愛いすぎか?

こんにちは。またかよ、と思う方もいるかも知れませんが、やっともののけ姫映画館で見てきました。2回目です。毎日DVDでオープニングからタタラバに行ってアシタカせっ記が流れるまでは必ず見ています。機能に関してはまるまる見ました。そして今日お昼見に行ったんですが、悲しいことに私もののけ姫の展開が手にとるようにわかるんですよ。次は誰が出てくるとか、どんなセリフを言うとか全部わかっているんです。それが切なくて切なくて。二度とあの劇場一回目の感動を味わうことが出来ないと思うと心が痛いんですよ。ほんとうに小さい頃一回きりみただけで良かった。正直、こんなにハマってるのも映画館のおかげなんですよね。あと岡田斗司夫さんです。それのせいで私もののけ姫の自分の解釈が無いんですよね。ほぼ。あるんですが、どうしても被っちゃってっていうか、宮崎駿監督の意図をある程度知ってしまったため同しようもないっていうか。でもそれでも感動する作品なんですがね。

一体何を言ってるんでしょうか。

あとサンシャインのアルタをさまよっていたらあんなに、行く気がしなかった「どんぐり共和国」があってはしゃいでしまいました。タタリ神の指人形を買いました。

今日はそんな映画の「ローマの休日」です。

いやあ昨日のオリヴィア・ハッセーもとてつもないくらい可愛かったんですが、それ以上にオードリーヘップバーンが妖精過ぎました。映画を見ていて顔のパーツを褒めていたのですが、気づいたら全部褒めていました。それくらい完璧です。可愛すぎる。まあ乙事主様の方が可愛いんですけどね。

リストによると

ジャンル:ラブラブ

監督:ウイリアム・ワイラー

主演:オードリーヘップバーン グレゴリー・ペック

コメント

・見てない?・・・はい、あなたは幸せです。1時間58分の

         夢のような時間があなたを待っていますから。

・もう見た?・・・君も幸せです。あの感動に、また浸れますから。

・3回見た!?・・・何回でも幸せになりましょう。

リストより

 いやなんか級にすごいじゃん。今までこんな事なかったじゃん。心理テストみたいなやつなかったじゃん。ですがまあすごかったです。というかロマンスコメディの金字塔ってだけあって、始祖的なアレを感じました。幸せです、云々の話しはちょっと大げさすぎるかもしれませんがまあ良いでしょう!100本目だしね!

見どころ

ほぼ無名の新人だったにも関わらず、本作でアカデミー賞主演女優賞を受賞したオードリーヘップバーン。その魅力を存分に引き出したウィリアム・ワイラーの手腕に拍手!

ストーリー

ヨーロッパ各地を表敬訪問中のアン王女。訪れたローマでストレスがピークに達した彼女は、取り巻きの目を盗みひとりローマの街へと繰り出す。だが事前に打たれていた鎮静剤のせいで突如眠りに落ちてしまい、偶然通りかかった新聞記者・ジョーに助けられる。

U-NEXTより 

 というか主演の俳優さんどっかで見たことあるな、と思ったら「アラバマ物語」のお父さん役ですね。これは関係ないです。

オードリーヘップバーンすご。新人だったんかい。確かに海外俳優って演技まじで見分けつかないじゃないですか。日本だとすぐちょっとアンナチュラルだなーとか思っちゃうんですけど、言語違うのでよくわからないし、正直可愛いもんがちな感はありますよね。なので新人なのに!?って感じもなければ、うますぎる、って言うのもないです。上手なのは素人でもわかると思います。ちなみにウィラード大尉を演じた、マーティン・シーンやアンディのティム・ロビンスはうっまってなりました。

このストーリーからしてもう幸せになれそうな雰囲気がプンプンしています。こういうの好きな人は大好きなやつですよね。

どんな映画?

もう説明するまでもない、みんなハッピーになるやーつです。

ブコメって個人的分類があって、一個はコメディ要素が強くて要所でロマンスがあるやつ。(大好きなビリー・ワイルダーとか)Netflixにありそうなやつ。(アバウト・タイムとか)JKが好きそうなやつ、山Pが出そうなやつとかいろいろなんですが、この映画は、キムタクか福山が出そうなやつ、もといローマの休日みたいやつ。なんですよね。もう見れば見るほど、数々の月九俳優の顔や設定、演技が想起されて行くんですよ。主人公が、ちょっとずるくて意地悪でイケメン、スタイルがいい、最初はお金目的でヒロインに近づくけど、どんどん好きになって、みたいな感じなのでもうモロそういうのたくさんあるじゃないですか。ヤり尽くされてる感ももはやあるレベルなんですけど、それの一番煎じですよね。

ヒロインも溌剌とした品のある女性で、好奇心旺盛、そしてビシッと筋の通った女の子なんですよね。これも上に同じです。

好きなところ

コメディシーン良かったです。ちょっと目を離したすきに原チャリにのって暴走しちゃったり、夜のダンスパーティでのごちゃごちゃも面白かった。そして一番笑ったのは、ローマの真実の口のシーン。あのでっかいチーズみたいなやつの口に手を突っ込んで、嘘付いてるやつは腕を噛みちぎられるみたいな。日本では、抜けなくなるだった気がするんですがね。

でオードリーヘップバーンは自分が王女であることを隠しているし、主人公も自分がジャーナリストであることを隠しているのでふたりともドキドキしながらやるんですよ。そこで主人公が手を入れるとこ、あそこが2人ともキラキラしてて普通にコメディとしても面白くて笑えるし良かったです。見てない人は見てみてください。

ラストシーンも良かったです。AVの世界にはたくさんのジャンルがあって、その中でもコスプレものに顕著なんですが、せっかく設定を女子校生ものってしているのに、結局全裸になっちゃって何の意味もないんですよ。そんな形式的な女子校生は嫌じゃないですか。それがまったくないラストシーンでした。

まとめ

非常に有名な作品でありながら、見る機会がなかったので、今回見れてよかったです。まあこの生活はそういう体験の連続なんですけどね。とても良いロマンスコメディでした。

これで100は達成です。3ヶ月強、意地とプライドだけで続けてきた、といいたいところですが、映画がほんとうに面白すぎて、そして作った人たちがほんとうにすごすぎて、知的欲求の赴くがままに、時が経ちました。書きたいことがたくさんあるので、それを少しづつ書きつつ、116のリストをちゃんと消化したいです。

この生活の途中で、映画のために後回しにしてきたエンタメがたくさんあるので、今度はそれを見ていきます。この三ヶ月間毎日文章を書いて、習慣になるかと思いきや、やはり何も思いつかず、まったく進まないなんてこともたくさんで、まだまだ何かを生み出せる状態には至っていないと思います。ですが何かの足しにはなるでしょう。コロナ禍で持て余した時間を有効に活用できてよかったです。

そしてこんな文章を、読んでくれた方本当に感謝しています。自分のためのメモと言いつつも、やっぱりシェアしていただいたり、良いねをしてくれたり、アクセス数を見るとなんだか嬉しくなりますよ。本当にありがとうございました。これからもよろしくおねがいします。