ヒモ夫の日常

駄文、愚文

大学生と名画その29「ALWAYS 三丁目の夕日」(2005年)

ALWAYS 三丁目の夕日」(2005年)

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小雪さんがたまらなく可愛かった

こんにちは。ドラマの胸キュンシーン総集編っていう安易な企画で膝がガクガクしている俺です。小栗旬かっこいいです。リッチマンな小栗旬です。

今日の映画は「ALWAYS 三丁目の夕日」です。これは有名ですね。こども店長ですっけ?忘れましたが。テレビでも何度でも放映してるのでもちろん見たことがあります。もちろん見た当時は泣いたと思います。果たして今回はどうなるんでしょうか?!(祖母が隣りにいたため泣けませんでした。)

リストによると

ジャンル:しみじみ

監督:山崎貴

主演:堤真一 薬師丸ひろ子

コメント: 君等の両親が子供だった頃、日本はこんなだった。

 いやちょっと浸ってんじゃねえよコメントでよお。

少々タイムラグがあるので、私達のお母さん世代ではないんですが。戦後で三種の神器とか三輪車の車とか、小説家とかの時代です。まあこんなアンニュイなコメントを書きたくなるのもわかりますけどね。

夢と希望に満ちていた’’昭和’’が甦る!下町の温かい人情を描く人気シリーズの第1弾

豪華俳優陣が戦後の経済成長を支えた中産階級の人々に扮し、心温まる人間模様を展開。VFXによってリアルに再現された昭和30年代東京の町並みに見入ってしまう。

東京タワーが建設中の昭和33年。東京。夕日町三丁目にある鈴木オートでは、六子という若い女の子が間違って就職のために来てしまい騒動に。一方、その向かいで駄菓子屋を営む小説家の茶川は、淳之介という身寄りのない少年を預かることになり・・・。

寄生獣」などの名門スタジオ・白組が、昭和の息吹を伝えるVFX映像を想像する。

 ってな感じの映画です。ほんと豪華俳優陣。私が隠れて推している堤真一もいい役で出ています。昭和のぶっきらぼうで優しいお父さん役デス。ハマってる〰。

2つのお家を割と客観的に映してます。いや割とですよ。なんか小劇場でやるようなイカしてるっしょ~的な客観的さではないです。

2つの家族を主軸にして昭和を超超デフォルメしてふんわり表現しています。列車にのって地方から集団就職しにきたり、テレビが届いたら近所の人みんなでみたり、ピエール瀧さんが他の家の粗大ごみを覗いていたり、微笑ましかったです。ちょっとくらい現実離れした方が物語として安心して見れますし、なにより楽しいですよね!!

どんな映画?

ファンタジー昭和に浸って、ひたすら泣くための映画です。今回はちょっと違いましたが。

ちょっとむずかしいですが、サザエさんの拡大版を連続で見ているような感じです。サザエさんの一時間とかやるスペシャル版って少し感動することあるじゃないですか。あれをメッチャ見てる感じです。感じです。山崎監督すいません。

全く筆が進みません。かけることはありますよもちろん。2つの家族を対比して、素朴な昭和の世界を暖かく表現してるとか、その家族の違いに戸惑いつつも、変わらないものがあってどうのこうのとか書こうと思えばめちゃくちゃかけるんですけど、書けないんですよ。なんかやっぱ純粋に感動させにいってる映画のシンプルな感動できるところを書く恥ずかしさに蝕まれています。すっげえ感動したっていうか、「良いな」って思ったんですよマジで。小雪もモノマネ芸人ばっかり見ていたのでより一層美しかったし。でも書きたいことではないんでしょうね。

好きなところ

これは全部好きでしょう。2時間って長いですが、さっきも言ったとおり短編というか節をしっかり作って飽きさせず疲れさせずって感じになっています。ちょっとこれぞ昭和です!懐かしいでしょう!みたいなところもありましたが、そこで「あったあった~!」と笑う50後半男性の姿が想像できて微笑ましかったですしね。ストレートすぎて「昭和のヒミツ!」ってタイトルの児童図書を読んでいるようなところもありましたが。

ひと家族毎に好きなシーンを書きます。

まずは鈴木オートチーム。この内は自動車整備工場です。就職した堀北真希ポンコツです。工具の名前もろくに知りません。田舎の女の子なので当たり前ですが、堤真一が言うには「履歴書に特技:自動車修理、潤滑油のような人です。って書いてあっただろーー!!」みたいなことを言っていました。就職活動の話になると私は憂鬱で頭が一杯になるので細かいセリフは覚えていませんが。それであまりの出来の悪さに堤真一大激怒。堀北真希ちゃんもたまらず口答えしてしまい、喧嘩になります。

実は履歴書には「特技:自転車修理 好きな言葉は、死ぬこと意外かすり傷」って書いてあったんですよ。これも憂鬱なので細かくは覚えていません。就活は苦手です。なので堤真一が勘違いして雇ってしまったんですね。それに気づいた昭和の男。そこの仲直りシーンは好きです。いいシーンですね。

次は茶川チーム。茶川竜之介は売れない小説家です。そこにガキンチョが来ます。良いガキンチョです。そいつが家出的な感じになって帰ってくるところが好きです。もう照れくさくてかけません勘弁してください。

 

私この茶川竜之介役の吉岡秀隆さんが好きなんですよ。カラオケに行くと「銀の龍の背に乗って」を歌うぐらいは好きですね。ってか主演はこいつだろうが。今日のテレビでもタイムリーに吉岡さんたくさん出てました。北の国からDr.コトー診療所などなどですね。

今回も人間らしいおっちゃんを見事に演じてます。子供のときに見た頃は、もうちょっと嫌なおじさんっていうか、もっと素直になれよ!!とか思ってたんですが、今見ると全然可愛いです。すごい上手いです。好きです。

まとめ

THE邦画って感じのいい映画です。ほんとうはこういうのめちゃくちゃ好きです。でも恥ずかしくて言えないので、ここで少し発散できてよかった。おばあちゃんが隣りにいたことと、ラスト間際でもう一段階、泣けるシーンが来るんだよなあ!!とか思ってたらただの勘違いで終わっちゃったことが悔やまれます。続編でリベンジしたいです。

久しぶりの日本語と、邦画ならではの作り!やっぱりホームタウンなんだなと思いつつ明日の西部劇に震えながら寝ます。やっぱりカラー映画は良いですよね。