ヒモ夫の日常

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大学生と名画その58「ニキータ」(1990年)

ニキータ」(1990年)

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厨ニ心くすぐられた

こんにちは。缶コーヒーの手軽な感じが好きです。実家ではコーヒーを飲む人がたくさんいます。なので紙パックのコーヒーと牛乳は必ず家にあるんです。私は別に好きでも嫌いでも無いんですが、缶コーヒーは好きです。というか大学の売店とかでもペットボトルのブラックコーヒーのなんか丁度いいサイズのやつとか売ってるじゃないですか。ああいうのも好きです。書いていて気づいたのですが、冷蔵庫から何かを取り出し、コップに注ぐというのがめんどくさいだけですね。コーヒーとか関係ないです。だから缶とかペットボトルの飲料が好きなんだ。

今日はそんな映画の「ニキータ」です。こんな面白い映画があったのか。って感じです。なんかミサイルの名前でしたよね。MGSとかに出てくるヤーツの名前もそうだった気がします。スマブラにも登場してますし。よくわかんないですが、こういうのって名前にも意味あるんよね~みたいなイラつくやつがいますよね。だから知っておきたいんですけど。インタビュー記事とか探しておきます。

リュック・ベッソン監督は「レオン」で有名ですね。私も何度かテレビでみたことありますが、うろ覚えなのでリストの最後の方で見れることを楽しみにしています。そして私はずっと言っていますが「LUCY」っていう映画が大好きなんですよね。スカーレット・ヨハンソンモーガン・フリーマンも出ているから。それもこの監督でした。しかもトランスポーターとかもこの監督でしたね。知らなかったです。

リストによると

ジャンル:以外な快作

監督:リュック・ベッソン

主演:アンヌ・パリロー ジャンヌ・モロー

コメント: 「レオン」のベッソン監督が描くフランス活劇の快作。不良少女が殺し屋に変貌させられていく

リストより

 ってな感じです。この監督は厨ニ心をくすぐるのが上手いです。多文HUNTER×HUNTERとかGANTZとかメッチャ読んだんでしょうね。ジャンプで連載して欲しい映画でした。なにかと少年漫画の話題を出してすいません。でもこう「レオン」とは違ってどうしようもない女の子が駒になっていく感じが良いですね。音楽も最高。

 リュック・ベッソン監督が美しき女殺し屋を描いた「レオン」への系譜的一作

工作員として生きる女性の苦悩を描き、後に「アサシン」の名でリメイクされたアクションサスペンス。粗野で繊細なヒロインを演じたアンヌ・パリローの流す涙が美しい!

麻薬中毒の不良娘・ニキータ。警察官を射殺した彼女は終身刑を言い渡されるが、ボブと名乗る政府の秘密機関に属する男から工作員になるよう強要される。厳しい訓練に反発しながらも着実に実力を身に着けた彼女は、23歳の誕生日にボブから拳銃を手渡される。

本作でジャン・レノが演じた掃除屋が「レオン」のモデルとなった。

U-NEXTより

 という映画です。音楽聞いてたら完全に手が止まってしまっていました。早く書いて寝なければならないのに。ちょっと文字数の関係で今日の映画がレオンみたいになってますね。違います。

「アサシン」もみたいですね。

多分レオンよりこっちのほうが好きかもしれません。両者をちゃんと見たわけではないのでちょっと「ニキータ」優位なんですけどね。おもしれー女ですよまじで。最高です。最初っからぶっとんだうるさい映像からはじまる。ってかニキータってテロップが出るんですけどそこまでもクールです。やっぱ最初って肝心ですよね。

ジャン・レノさんって無名だったんですよね?よく知りませんが。まあフランス映画はそうやって発展したらしいですもんね。今日の映像の授業で「大人は判ってくれない」を見た時に、ヌーヴェル・ヴァーグについて解説がありました。自分のスタジオを持たないような監督達が、フレッシュな無名俳優をつかったり、スタジオ撮影でなく、ロケ撮影をすることによってあたかも即興のような、ドキュメントタッチの表現方法を生み出したみたいです。あとは最後に曖昧さをもたせるような構成とか。今では当たり前になっていることばかりですよね。すげーな。

どんな映画

まあこんな映画なんですよね。工作員とちょっとかっこいい言い方ではありますが、単純に終身刑になった囚人の使えそうなのをピックアップし、訓練して使い捨ての駒にしちゃおう!っていう組織が政府にあってそこに、狂気を持ったニキータが選ばれて入れられたという感じ。しっかり家族や表向きには自殺したということにして、ニキータを新たな人物として施設に迎え入れるわけです。あのQでシンジが入れられてたとこみたいな場所に収容され、3年間くらい外出させずにそこで修行させるわけですね。面白いでしょう。もうこの時点でなんか男の子が好きな要素が沢山です。薬中、美人、狂っていて衝動的な性格、美人、喧嘩強いみたいなヒロインをある程度仕事ができるようにしつけて行くんです。ある意味修行です。銃を売ったり近接格闘術を学んだり、高校の必須授業である「社会と情報」を受講したりします。そこでもやっぱり抜きん出て優秀というかイかれてるんですよね。そこもまたかっこいいですよね。でニキータは無事任務に向かうというわけです。もうしょっぱなから捨て駒仕事で、生きて帰ってきたことにびっくりされちゃうくらいなんですよ。

そこからのニキータは日常生活をこなしつつ、好きになった男と同棲しつつ電話が来て不穏な音楽が流れたら任務行くみたいな生活。上司から「新婚旅行いっといで!」って言ってチケット渡されて、ホテルとかも全部抑えれれてて嫌な予感がしたらバスルームから女を狙撃させられたり。絶対ストレスで禿げるよあんな生活。ドロップアウトしちゃったせいで死んだほうがマシな生活を送ることになるんですよね。そんな彼女の生活を見ていきます。

修行ってみんな大好きだと思うんですが、なんとその後の彼女まで見れちゃうわけですね。そして殺し屋もみんな大好きじゃないですか。銃なんて撃つ予定この先無いのでやっぱかっこよく見えちゃいます。ゾンビを倒す三兄妹のナイトスクープ超面白かったですね。

好きなところ

音楽です。まじでイカします。この年代かこれより少しあとのダンスチューン的なやつ好きなんですよね。音楽をとっても印象的に使っています。上でも書いた冒頭の仲間でドラックを強奪しに行く道中に音楽流したり、任務の前に流れたり。どれもかっこいい曲でガンアクションが映えます。

で好きな音楽シーンなんですけど、訓練中に格闘訓練みたいなのがあるんですよ。でニキータは素質ありますから最初の訓練で「顔を打ってこい!!」みたいな煽りをした道着姿の先生を福満しげゆき先生の妻さながらのビンタをカマスんですよ。そっからちょっと嫌われちゃってある格闘訓練のときに意地悪されるんですよ。いきなり背負投されて寝技にまでもってかれる。そこで先生の耳を噛みちぎった挙げ句、顔を蹴り上げるんですよね。それで「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」が流れる。でニキータはへっぽこバレーを踊るんです。あそこ大好きですね。モーツァルトの「ちゃーんちゃちゃーんちゃちゃちゃちゃちゃちゃーん」です。声に出して読んでみると意外とわかりますよ。

あとはたくさんありますが、最初の任務で殺し屋に追われて、ホテルの厨房みたいなとこで銃撃戦になるんですよね。そこで敵の猛攻により色んな食材が落ちてくるんですが、茹でる前のパスタをパラパラーーーってかぶるんですよね。そこが好きです。なんか時代劇とかだったら米俵が割れてお米が流れてくるんだろうなーって思うとちょっと可愛かったです。

まとめ

今回は不要な人間たちを利用するおっきい力、それに翻弄されるニキータをたっぷり見たので、次はこどもと〇〇のパイオニア的映画である「レオン」に期待です。なんかよくありますよね。三丁目の夕日なんかも大きく捉えれば「レオン」ですからね。そして最後にいらんことを言いますが、「レオン」が一番好きな映画なんだよねという人は絶対にドクターマーチンのブーツを履いています。