ヒモ夫の日常

駄文、愚文

大学生と名画その68「フラガール」(2006年)

フラガール」(2006年)

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蒼井優かわいーーーーーーーー!!

こんにちは。フラガールを見たらなんとなく海に行きたくなったので海に行きました。久しぶりに上を向きましたね。空ってこんなんだっけ?と思う始末。いつもスマホやらPCやらの画面ばっかり見ていたので、首が久しぶりにあの角度まで曲がりました。

すると足元にはなんとどこからか漂流してきた「オ◯ホール」がありました。皆さん信じて無いかも知れないので、画像を貼り付けたいのですが、モザイク処理しないといけないのでめんどくさいです。信じてください。わからない人は検索してください。

今日はそんな映画の「フラガール」です。

泣いたーーーーーーー。なにぶりの涙でしょうかね。反逆児ぶりなので2日ぶりでした。めっちゃ久々に映画で泣いた印象だったんですけどね。いやあ面白い。もちろんテレビでも放映しているし、何より母親がハマっていたので、何度も見たことありますが、いつみてもいい映画ですね。

最近は、山ちゃんと蒼井優さんの結婚報道の時にちょっと注目されてましたよね。しずちゃん蒼井優と共演して友だちになったのがきっかけみたいな話で。その映画です。

そして正直蒼井優さん、好みではなかったのですが、フラガールもっかいみるとやっぱり可愛かったです。ま、羨ましくなんか無いですがね。

リストによると

ジャンル:意外な快作

監督:李相日

主演:豊川悦司 山崎静代

コメント: じわじわと人気が出てヒットした日本炭鉱ミュージカル。南海キャンディーズのシズちゃんがハマリ役。一見の価値。

リストより

 ってな感じです。たしかにミュージカルっていうか、あの楽器とか歌とかのそういう映画ですよね。天使にラブソングを方式で文句なし、思考停止でおもしろい作品です。何故そういう系の映画が面白いのかは、「天使にラブソングを」の回で書いてます。

 

ofsp0604-oto363.hatenablog.com

 

日本アカデミー賞5冠受賞の大ヒット感動作!北国を常夏の楽園に変えた人々の奇蹟の実話

日本アカデミー賞5冠受賞!松雪泰子豊川悦司蒼井優、”しずちゃん”こと山崎静代ら超豪華キャスト陣共演!常磐ハワイアンセンターの誕生を支えた人々の奇蹟の実話!

昭和40年、閉鎖の迫る石炭の街を救うプロジェクトのフラダンスショーのために東京からやってきた女ダンサー。最初は嫌々ながら教えるが、少女たちの姿に忘れかけていた情熱を思い出していく。

U-NEXTより

 ね?おもしろそうでしょ?

多分このあらすじ書く係の人がいて、この映画好きすぎて見出し分とほぼ同じこと書いちゃったんでしょうね。あと実話だと思っていませんでした。ホントだったんですね、

2006年なので子供の頃ですが、しずちゃん好きでしたね。あの壁に話しかけるシーンが大好きでした。はっきり覚えていましたね。ああいうお笑いが好きな子供だったんですね私。

半沢直樹ポケモンをやっていたらブログになんて書きたかったのかマジで忘れてしまいました。半沢直樹に出てくる人ってみんなヨダレ出てますよね。それほど気持ちよくて演じがいがあるのでしょう。間接照明でキラリと光るヨダレ跡が良いです。

どんな映画?

ミュージカルとはちょっと違う映画だと思いますが、メインとしては上でいったような炭鉱の娘たちが1からフラダンスを学んで、ふるさと福島を復興させるという感じです。その炭鉱娘たちや、東京から来た先生、そこの街の大人たちが生まれ変わっていくさまをみてわんわん泣く映画です。

こんな泣くと思ってなかったです。あんなにロボになったとかのたまっていましたが、ボロボロ泣いちゃいましたよ。脚本がストレートでいいんですよね。しかも白黒映画じゃないからセリフが聞き取りやすい!!それだけでも時代劇を見るより話がちゃんとはいってきます。マジでありがたいです。

これもファンの多い有名な映画なので、あらすじのあらすじはいらないかと思いますが、主要な人物とかだけメモします。

まず主人公の蒼井優です。正直今回は母親と一緒にみたので全然役名とか、カメラのこととかなんかよく意識して見きれなかったです、やはり映画は劇場で見ない限りは、一人で見るのが慣れてて良いかも知れないです。

芋臭い女子高生主人公です。かわいいんですけどね。彼女は自分の家族や今の生活にちょっと不満があります。この新しい時代に向かっていく中で、何をしたら良いのかわかんない。かと言ってこれまでの街の大人のような生き方をするのもちょっと違う気がする・・・。みたいな反骨精神があって頑固な女の子です。優しくて可愛いです。

で主人公の友達です。こちらはなんて女優さんなのかわからないのですが、早苗ちゃんという女の子です。彼女は福島でハワイアンセンターをつくるぞ!というのに興味津々で親友の主人公を誘ってフラダンスをすることを決めています。彼女も街や家族に縛られていますが、それをなんとなく受け入れている。いい感じに主人公と対比になっています。そしてそんな優しくて素朴な女の子が「フラダンスしたい!!」ってなるんですね。主人公とは反対の潜在的なやーつです。

そこにやってきたのがワケアリのプロダンサーです。最初からゲロ吐くは、悪態をつくは、やる気ゼロ。しかもほんとワケアリ感満載なんですよね。順風満帆なダンサー人生ならここに来るはずないですからね。その先生が主人公とその友達と触れ合う中で、この街のことや自分のことを少しづつ理解して行く、といった感じです。

その他にも子持ちの目立ちたがり屋のおばちゃんとか、みんな大好き静ちゃんとか、たくさんめんこい女の子が出てきます。しかも露出度が高いので好きです。

あとは街の人々ですね。石炭があまり使われなくなってもう随分立ちますが、技術革新の裏にはやはり置き去りにされていく現実もありまして、多くの人が解雇され職なしになってしまうんですよ。そして山を閉鎖して、ハワイアンセンターを作ろうというわけです。

もちろん街の人は仕事にプライドをもってこれまで生活してきていますし、これ以外の働き方や生き方を知らないんですよね。ハワイアン活動には容易に賛成できないんですよ。頭では生きていくために仕方のないことだと思っていても、やはり捨てることは出来ません。そんな街や時代の転換の時期で、揺れ動いていく人間たちの心を気持ちいハワイアン音楽と、コミカルなセリフや演出で描いた映画です。

で多分上になんでこんな泣いたのかなーって考え始めてぶった切ってやめてるんですが、シンプルに誰もが感じたことのある気持ちだったり状況だからだと思います。もちろんフラダンスやったことなんてないんですが、変化とか不安とか日々みんなさらされているし、そういう考えるまでもない単純な事かもしれないですね!!

やっぱり何かが変わっていくのを見るのが人間は好きなようです。

好きなところ

なんかだらだらと書きすぎているので、簡潔に行きます。

私はやっぱり早苗ちゃんが好きです。主人公の友達ですね。なんかああいう顔好きなんですよね。可愛いです。そして昔見た時も覚えていたんですが、彼女の印象的なシーンがあります。高橋克己にボッコボコにされるシーンです。トリビアの泉を見るのが嫌になった時期もありました。

早苗ちゃんのお父さん役が高橋克己さんで、30年間真面目に炭鉱で働いてきた男なんですが、もちろん解雇されてしまうんです。ほんとうは時代のせいなんですが、みんな「フラダンス」に八つ当たりするしかない。生き延びるための道ですが、変化にどうしてもついていけないんですね。わかります。

それで首になって帰ってきたら可愛い早苗ちゃんが、フラの衣装で浮かれていて、それで当たってしまうんですよ。手を出しちゃう。この家母親がいないので兄弟の面倒を見たり、家事をしたりと健気に頑張っていた早苗ちゃんがボッコボコにされてしまうんですよね。アレがあまりにも可哀想で印象に残ってたんですよ。

昔見たときも。そっからは事情がある女キャラばっかり好きになってしまいまして、確実に私の癖を形作った女の子の一人です。彼女が街を去るシーンもいいですね。

やっぱり女優賞を取ったので、しずちゃんの話もしておきますが、登場シーンから違います。フラダンス教室にははじめ3人しかいないんですよ。そしたらこれまたすすで汚れた優しそうなおじいさんが現れる、で「男手一つで育てたんで男みてえなところもありますが、踊りとかが好きで・・・」って紹介されて出てくるのがしずちゃんなんですよね。もう完璧!最初から最後まで素敵な親子でとっても大好きです!

まとめ

というわけで今回の映画は「変化していくこと」を感じ取れる映画でした。とにかくこんな頻繁に泣くのか、というのが正直な感想です。いい映画だったのでまたみたいですね。今度こそはちゃんと自分の感情を分析して、フラガールの魅力をちゃんと感じ取りたいなーと思います。

やまちゃん、う゛ら゛や゛ま゛し゛い゛