ヒモ夫の日常

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大学生と名画その26「荒野の決闘」(1946年)

荒野の決闘」(1946年)

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西部劇でした。

こんにちは。テスト勉強とか部屋の掃除とか、やらなきゃいけないことの前ってつい現実逃避してしまいたい時ありますよね。特にYou Tubeをみる事が多くないですか?最近映画を見る前にYou Tubeで現実逃避してしまう自分がいるんですよね。もう西部劇も疲れました。

このリストは造り手と演者の執念が詰まっていて、映画に乗り切れない君は未熟なのだ。と書いてました。もう良いですそれで。時間おいてまた観るかもしれないし、もう僕に構わないでください。

今日の映画は「荒野の決闘」です。みんなもOK牧場!って聞いたことありますよね。でもOKと牧場の関連性が皆無すぎて、頭湧いたのかと思ってました。違うんですねえ。すごい昔の名作?事実?なのかわかんないですけど、謎がとけました。監督は駅馬車ジョン・フォードです。巨匠です。

リストによると

ジャンル:西部劇

監督:ジョン・フォード

主演:ヘンリー・フォンダ

コメント: 不朽の名作とはコレ!。ヘンリー・フォンダが格好いい。何度も何度もリメイクされたが、オリジナルが持つ詩情は、誰にも真似できない。ジョン・フォード監督だけのものだ。ご存知「My darling clementain」はこの映画の主題歌(カンカンリストより)

 ってな感じ。そうですね。フォンダのガンアクション、口笛等かっこよかったです。リメイクもされたんですね。あんまり言うことがありません!もちろん面白かったし、話も分かるんですがね!

というか白状するんですが、ポケモンの孵化厳選をしながら見てしまいました。本当に申し訳ないです。こっからは私もおじさん側に立って執筆します。

ちなみに有名な曲はピタゴラスイッチかなんかでパクリ曲もありました。

西部劇の巨匠、ジョン・フォード監督が詩情豊かに描いた、古き良きアメリカの原風景!

アメリカ西部史に残る有名な事件「OK牧場の決闘」に関わった人々の姿を 、美しい風景とともに捉えた西部劇史上に残る名作。主演は「怒りの葡萄」のヘンリー・フォンダ

カリフォルニアへ牛を運ぶ旅を続けるワイアット・アープとその兄弟。しかし彼らが町へ立ち寄っている間に、牛の見張りをしていた末弟が何者かに殺される。町を陰で牛耳るクラントン一家がその犯人だと確信したワイアットは、保安官になることを決意するが...。(U-NEXTより)

 とこのような素晴らしい映画になっています。やっぱり気の持ちようというか、なんというか、ブログ書いてると徐々になんかいい映画だったなーとか思うようになりますね。

ワイアット・アープに聞き覚えがある皆さんは、数年前にモンストをプレイしていたでしょう。OK牧場での決闘を描いた作品。やっぱりカーボーイは永遠に牛を運んでいます。何だその世界。現代に生まれてよかったですが、牛を追う生活も悪くはなさそうですよね。女性も牛さえ追っていれば、追いかけて来ますからね。上手いことを言いました。追っているのは牛ですが。

どんな映画

カーボーイと言えば? せーのっ!「早打ちが上手くて女性に優しい~!!」

っていう感じの映画です。もうカーボーイの性質はわかりました。完全マスターです。アメリカの美しい原風景も、俺の古びたiPhone8では再現が難しく、顔も誰だかわかりにくい、本当に技術って進化するんですよね。身を持って体感してます。そんな進化した現代でもそこそこ面白いんだからさすが不朽の名作です。

ワイアット・アープは正義感も腕っぷしも強い。口ひげも格好いいです。そして彼らが立ち寄った町は治安最悪。龍が如くレベルです。酔っ払った先住民が銃を乱射してます。日常茶飯事。それにしても日常茶飯事って言葉、字面おもしろすぎやしないですか?保安官も死にたくないんで、という理由で捕まえようとしない。そこでワイアット・アープが取り押さえます。そこで保安官のスカウト、ここは渋谷か!なんて言ってね。そんな中、クラントン一家が牛を盗むために(割とネタバレ)見張りを殺すんですね。末っ子です。18歳。いやワイアット・アープ、牛を売りに運んでんだから、一番大事だよね?事業を成功させるには商品を第一に考えて君が責任取るべきだったんじゃないの?ってうさんくさいインターンの上司(妄想であり実際の団体とは関係ありません)みたいなことを思いましたが、仕方がない。ってかマジであいつ床屋で髭そってたんですけど。あと髭剃りのせいでちょっと誰かわかんなくなるんですよね。あの時代あまり顔の区別がつかない(服もみんなオーバーオールだし)ので辞めてよジョン監督って感じです。

そんな事件があったもんですから、保安官を引き受け弟殺しを逮捕しようとします。そこから物語はスタートです。そしてその町で一目置かれているドクと出会い、その訳あり彼女のクレメンタインちゃんも現れ、OK牧場での決闘まで行くわけですね。

やっぱりなんか印象が薄い映画ほど、ふざけたくなっちゃって、結果的にブログを書くのが楽しいです。もちろん好きな映画も超楽しいですし。幸せですね。

好きなところ

というかツッコミどころを上げていこうかな!このテーマ曲である、愛しのクレメンタインですが、最終的にワイアット・アープとクレメンタインちゃんがくっつきます。至ってシンプルなフォーリンラブの仕方なのでその分あっさりした印象になってしまいますね。現在では、高校生なのに超絶バカで同級生に家庭教師をしてもらうラブコメ漫画があったり、生徒会の中で両思いなのにどっちもプライドが高いから、お互いに告白させるように仕向けるラブコメ漫画とか、いろんな試行錯誤をしているというのに。ドクターが諸事情により冷たくするので、優しくしたら好きになっちゃうという愚直さ。しかもデートは日曜日に教会に行ってダンスするものでした。デートで献血!っていうCMが流れる今なのでそこは驚きませんが。

そういうシンプルさが、この詩情とやらを掻き立てるんでしょうね。私も少しかきたちましたからね。

後は重要なOK牧場の決闘シーン。これまたシンプルです!無駄がない!(本音:短かすぎる)

すごいですよ。あんだけ引っ張った重要なシーンですが、主人公が決闘場についた時、なんと映画は残り9分です。9分ですよ?ちょっと長引いたデュエルマスターズくらいしか無いんです。(決闘だけにデュエル{英語で決闘}の例を出している)そのうち絶対クレメンタインちゃんと結ばれるシーンも入れねばならないし、いろいろ因縁も片付けなくちゃいけない。それを9分なんて無理だろと思いました。がやってました。超シンプル。クラントン一家を全員ぶち殺して、主であるお父さんが生き残ります。そしてワイアット・アープは「お前は絶対殺さない!俺の父親と同じ気持ちを抱いて一生生きていくんだな!!」と言います。

その10秒後くらいにはどっかから来たワイアットの仲間らしき人が普通に撃ち殺してました。ワイアットもそれについては別に触れませんでした。私はちょっと笑いました。

そういう思い切った引き算の映画です。

まとめ

カウボーイとはそういう生き物なのです。古きよき正義と情熱とちょいワルと優しさをもった自由な男たち。それを知ることができただけで、私は満足です。

と思ったら明日も西部劇です。明日は2時間もあります。荒野の七人です。七人の侍もまだ見てないのに!!!ああ!!