ヒモ夫の日常

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大学生と名画その72「リオ・ブラボー」(1959年)

リオ・ブラボー」(1959年)

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ジョン・ウェイン始めてみたときから、だいぶオジサンなってた。

こんにちは。どうやら「あいみょんオールナイトニッポン」が現在行われているようです。なんとまあ軟派なラジオになったんですかねえ。落語家なのに嘘ついてオペラ漫談とかしてる男にひと枠させていたというのに。今では佐久間さんしか聞けませんもはや。

あいみょんの関西弁かわいーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!もう好き!あいみょんのホクロに吸い込まれたい!!

今日はそんな映画の「リオ・ブラボー」です。また元カレが「会わない笑?」ってLINEをしてきたので仕方なく、大学に行くよりも少しだけ目のメイクに時間をかけてファミレスに向かうみたいな感じですよ。

今書いてて、「朝井リョウの女の子描写みたい!!才能あるのでは??」と思ってしまいました。満身と調子に乗るのは一番ダメですよね。あとアル中もダメです。作中でもアル中マーシャルが出てきていましたね。

あいみょんオールナイトニッポンは可愛いだけの可能性が高いです。

リストによると

ジャンル:西部劇

監督:ハワード・ホークス

主演:ジョン・ウェイン ディーン・マーティン リッキー・ネルソン アンジー・ディキンソン

コメント: 強情な老保安官・アル中の助手・口うるさい爺さん・そこに一輪の花の酒場女・・・とくれば言うことなし。4人のキャラをからませてながらラストまで持っていく職人監督の腕の冴えは見事。J・ウェインのガンさばき、D・マーチンの渋い歌声、名優ウォルター・ブレナンのいい味・・・。気分がブルーな夜に最適。

リストより

 だそうです。ハワード・ホークスジョン・ウェインと言えば私が映画百本見ると決めたその日に見た「赤い河」の監督と主演です。あれから70日が経ったんですね。さぞ頼もしくなったでしょう。あなた達が作った作品を元カレと称し、妄想の元カレに会いに行く女の話までしているので、最初とは大違いですよね。

ブレナンおじいさんは他の西部劇でも見かけましたが、マジ欠かせないと言ってもいいですね。あの顔、体型、そして声。麒麟川島、バカリズム劇団ひとりが居るとバラエティが成立するのと同じです。

あいみょんのジングル可愛すぎか??

でもそれだけですね。私は硬派、あらため陰派なので馬鹿力しかききません!

やっぱり西部劇なのでちゃんと80点以上出すんですよね。面白かったです。ハワード・ホークス監督の西部劇は赤い河しか見たこと無いんですが、コメディ色が強くてよかったですね。割と西部劇ってかっこいいしおもしろいし、みたいなやっぱ80点維持みたいな感じなんですけど、このセリフの掛け合いとか超面白いです。

映画たくさん見たので、「今日はブルーな夜だから、リオ・ブラボーみるか・・・」とか出来ますね。嬉しいです。

ハリウッドの名匠、ハワード・ホークス監督がジョン・ウェイン主演で描いた痛快西部劇

多くの傑作を残す名コンビ、ハワード・ホークス×ジョン・ウェインの代表作。小気味よいガンアクションとユーモア、スピーディな展開で娯楽西部劇の醍醐味を味わえる。

保安官のチャンスは、メキシコ国境近くの町「リオ・ブラボー」でならず者・ジョーを殺人の現行犯で逮捕する。しかし、ジョーの兄で街を牛耳るネイザンが弟の釈放を要求して町を封鎖。チャンスはわずかな仲間とともにネイザンが雇ったガンマンたちに立ち向かう。

U-NEXTより

 というあらすじです。ほんとザ・西部劇という感じの映画でしたね。悪役、主人公、仲間、いい女、銃、単語でブログ書いても8割伝わると思います。

ですが普通に面白いんですよね。笑っていいともみたいな感じです。当時の人もいいとものノリで西部劇を見ていたと思います。なんかつけたらやっててこの時間だと、いいともが一番面白いかなー安定感あるしなーという感じでしょうか。

みなさんお気づきでしょうが、もうこうやって例えていかないと、行間を埋めることができなくなってきています。

ですが我ながらいい例えだと思いますよ。西部劇はいいともです。娯楽中の娯楽、当時はこれが映画であり、どがつくほどの娯楽だったと思います。おもしろいので。

どんな映画?

そんな映画です。おじさんになったジョン・ウェインが真面目に不真面目に殺し屋たちと知恵比べしたり、銃比べしたり、女の子とイチャイチャしたり。

そんな中で、個性的な仲間たちの心情や、生き方、仕事とかいろいろ入り混じりつつ軽くて陽気でスッとする映画です。

ほんとだらだら連休の最後とかに、ひとりでビールでも飲みながらなんか見よっかなーっていうオジサンが見てたらかっこいい映画トップ30にランクイン思想な映画。よほど余裕のあるおじさんでなければなりませんが、私は非常に憧れます。

あらすじのあらすじも必要ないと思いますし、とっとと好きなとこでも書きますか。

好きなところ

まずは、ウォルター・ブレナンの爺さん演技。ありゃたまらんのです。彼が話すと思わずリラックスして笑っちゃうんですよね。彼の掛け合いは非常に良いです。おもしろいし、可愛いし、ああいうのが西部劇のいいところですよね。力のヌケ感が良いです。

そして好きなシーンですが、仲間4人で交番的なところで歌を歌うシーンです。それぞれが抱えていたものに一度しっかりみきりが付いて、4人でまあなんとかやりますかーって時のシークエンスの一部なんですが、(映像の授業の教授がシーンのことをシークエンスという。シーンよりは少し幅が広い場面の言い方だそうです。)あそこ良いですね。

保安官とかカウボーイたちの歌です。「マイライフル~、マイポニ~、エンミ~♬」って感じ。歌がうまい、ギターも上手い(本当に引いてたかはしらんけど)。そして爺さんのテキトーなハープもいいんですよね。

それで今度はわしも歌える歌にしてくれ!って言ってみんなで歌う。

美しい!!!好き!!

まとめ

だいぶブラボーな映画でしたね。ちゃんとドキワクするとこもあり、最後のダイナマイトを使ったシーンも絶妙でたまらんです。この作品、というかこのジャンルもかなり色んなものの根底にありますよね。私達が消費しているものの系譜というか、なんかどでかい体系的なものを感じてエモーショナルです。明日の映画は何でしょうか。なんかの不具合で見なくていい事にならねえかなーーー!!!