ヒモ夫の日常

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大学生と名画その37「十三人の刺客」(1963年)

十三人の刺客」(1963年)

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字幕機能マジで欲しい。

こんにちは。ポケモンの大型追加コンテンツがきて、早くブログを書き終わりたい俺です。いやあすごい時代ですよね。購入したゲームソフトがインターネットでアップデートできる時代です。ネットゲームみたいですね。これなら同じゲームで一生遊び続けることができますね。裏ワザみたいな香ばしい思い出も今の小学生には無いのでしょうか。

今日の映画は「十三人の刺客」です。時代劇ですね。このまえ七人の侍をみてとても楽しめたので、今回も期待していましたが、感想は「字幕機能をくれ」でした。

リストによると

ジャンル:時代劇

監督:工藤栄一

主演:片岡千恵蔵 里見浩太朗

コメント: 観終わって動けない。こんな面白い時代劇見つけた!!誰かに☎したいが言葉が出てこない。もう一度見る。ごく最近のリメイク作は、まったく見る気がしない。

 なんですかこのフランス映画好きな中学生みたいなコメントは!まったくもう。そして私は観終わってそっこーで動き出し、飼い猫の餌皿に集っていたゴキを蹴散らしました。そこで一段落し、ヨーグルトを食べてから執筆しています。電話もしておりません。もう一度みる気力もないですね。

いや私も反抗期の中学生みたいになってますが。本当に映画館でみたいな~って感じです。あとせめて字幕が欲しいです。やはり古いものですので、音声がどうしても聞き取れない。イヤホンしててもノイズでセリフが聞き取れないんですね。とりあえず、ところどころ聞こえるところと表情でストーリーを把握するので精一杯です。今の時代劇やこういう戦や決闘ものはアクションシーンもすっごいリアルだし進化してるので、割とすごいもの観た感あるんですが(セリフわかんなくても)、現代のものに慣れた私達には物足りない感やっぱでます。それでもこの作品のアクションシーンすっげえんですけどね。「十三人の刺客 グロ」って検索窓に出るくらいです。多分三池監督のやつだと思うんですけど。

まあそんな感じですね。文句ばかり言っても仕方がないですよ。とりあえずどんな作品があって、どんなストーリーなのか!って知れただけでもありがたいです。現代に感謝です。

中山道の宿場町を舞台に、明石50万石の藩主を狙う13人の刺客の姿を描いた娯楽時代劇

東映の集団抗争時代の代表作。壮絶な斬りあいを描いた監督・工藤栄一は大俳優陣から溢れる魅力を引き出している。主演した片岡千恵蔵の貫禄と輝くオーラが印象的。

弘化元年。明石藩江戸家老・間宮が、将軍・家慶の弟であり藩主の斉韶の暴君ぶりを訴えて、老中・土井の門前で割腹し、果てた。土井は非常手段としてお目付け役・島田に斉韶暗殺を命じる。新左衛門は11人の協力者を集め、暗殺計画を極秘に進めるのだが・・・。 

 ってな感じです。人間って本当に退化していると思います。映画「レッドクリフ」でさえ、登場人物を覚えるのは大変ですよね。もう髪色とか衣装とか、顔、肌の色とか色んなものを総動員しますよね。これがマジで通用しないんですよ。色がないからね。髪型も侍だからみんな一緒だし。声も綺麗に取れないし、昔の人の観賞感覚は非常に優れていたと思います。だからシナリオやセリフでグッと入れるんですねきっと。「観賞感覚の退化」を感じますね。これは私が考えた言葉です。真似しないように。

どんな映画?

赤穂浪士七人の侍が合わさった感じですね。すっごい横暴な偉い人がいて、そいつのせいでまた偉い人が死ぬ(赤穂浪士)そして横暴なやつをやっつけるために13人仲間を集めて少数精鋭で敵陣営と戦う(七人の侍)って感じです。

たぶん時代劇のすごい人が読んだらぶっ殺されるんだろうなー。何も分かってないくせにパクリみたいに言いやがって!!!みたいな。そう思っちゃったんだもの。爆笑問題ファンにも怒られそうです。

アクションシーンにすごく力を入れています。あと頭脳戦ですね。どうやら悪い偉い人は参勤交代かなんかで宿場町を通らなアカンのです。そしていい感じの町があるのでそこで一気に攻め落とそうという作戦。そして敵としては「策があるのだ・・・」と(その割に強行突破だった)いって攻め込みます。ストラテジーも楽しめるし、単純に侍たちのぶつかり合いも見事です。ってか血の演出がすごかった。あそこまでリアルに血を流すのは当時すごかったんじゃないかと、勝手に思っています。

好きなところ

ほんと変なシーンですが、侍から芸者の路にいった男を勧誘するシーン。

断るんですよ一回。拙者、これがありまする(三味線ササッ)とか言って。で引くんですけど下手くそです。笑いました。それを芸者のオーナー的な人に言うと「芸者の世界で俺も挫折したんだよな・・・(三味線ササッ)」とか言って引くと超うまい。なんか話を聞くと、「本気でやる」ってことの男気みたいな話をしていました。それを聞いて拙者、一度本気になりたくてな・・・っていって13人に加わるシーン。

なんだかポカポカしましたね。

あとはなんと言っても宿場町での決戦ですね。13人で敵の護衛53人と戦うんだからどんな作戦なのか!!と思っていたら割とスタンダードでした。40人くらいに減ったところで、「降りて戦うぞーー!!」とか言い出して、いや意味ないだろ!!と思いましたね。でも良いのです。迫力満点ですから。袋小路にして上から弓撃ってるけど全然当たってないとか、壁を登ってくる敵をやりで突く時の槍速度がUFOキャッチャーのアーム並でも、屋根の上から落とす丸太がこうかいまひとつでもね!!!

まとめ

一応言っておきますが、全然馬鹿にしてません。映画なんて本当に作るの難しいんですから。こんなこと大学生に言われたらマジで嫌だと思いますけどね。

いやあ時代劇の難しさを痛感する日々です。人間の退化を見せつけられました。

そしてラストシーンですが不気味です。でも私にはあれが誰なのか、どうしてなのかがわからない。多分、この惨状をみての行動だと思いますが。ちょっとよくわからないので、解説サイトで勉強します。それか三池監督のヤツ観ますかね。爆発とかするらしいですが。