ヒモ夫の日常

駄文、愚文

4月の振り返り ー有名神話と『ゴールデンカムイ』

連休前に仕事がたまり、落ち着くや否や色々あって、今はゆったり温泉街で毎日温泉とサウナに入って、猫を撫でています。正直最高のGWです。

 

 

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4月は色々と忙しくしていたらあっという間に終わりました。これからも真面目に不真面目に頑張ります。

 


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勝間和代さんのユーチューブが面白かったのでシェアです。

 

せっかく見た感じは普通じゃないよりなので中身も外見もより個性的に!

 

金儲け、趣味、仕事、恋愛などなど必要なものは「全部やる」という勢いで行きたい所存です。

 

 

さて今回はお仕事で勉強した「神話」のお話とすごく関連のある漫画の感想を書きます。

 

 

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2週間ほど前に書いたこのブログでは、「漢字」から日本や中国などの漢字文化圏の人間や社会を読み解く研究をしている私のゼミでお世話になった教授の本を紹介しました。

 

この記事で僕は

 

あと、神話の本を読んでいるとおもしろい視点にも出会えたのでいつかシェアします。先生が漢字を調べて、その過程を構成に残すことと「神話」や物語を継承していくことはすごく似ていて、意義があることだったんだなと思いました。

と言っているのでこの話を少し。

 

僕もローカル感満載で、独自の文化満載の島で生まれ育ったので、地域に根づいた文化を大事にしたいという試みは小学生くらいの頃から学習していました。

 

食や言葉などが中心だったのですが、その意義が掴めずにいたんです。もちろん古い言葉や言い伝えなんかを残すことが大事だと頭では理解しているのですが、芯をまだ実感していないようなそんな感覚です。

 

私は4月にほんのちょっとですが、『平家物語』と『ギリシア神話』、『北欧神話』に触れました。どれもかつて現地で生活していた人間たちが語り継いできた物語です。

 

物語自体を訳した書籍や、解説・要約してくれている新書なんかを読んでみました。

するとだいたいの書籍が・はじめに、の部分で「この物語からは〇〇人の精神性を読み解くことができる」と書いてあったのです。

 

そこでハッとしましたね。

 

物語や歌はそれに親しんだ人たちの思想や希望、信じるものがたっぷり詰まっているものです。それを読むことによって、その人達の根底にある思いや価値観の原形が見えてきて相互理解や互いに価値観を許容していけるかもしれない。

 

それに気づいた時に、物語を構成する「言葉」や、それに付随する食文化などが「残っている」という重要性がじわりと伝わってきました。

 

理解し合う、許しあえるということは難易度が高いのにすごく重要なことなのでそのきっかけの一つになりうるのなら、私が生まれた土地の言葉や物語を残していくことは大切なことなのだと思います。

 

そういう出発点となる視点を体感できたのはすごく嬉しいことですね。

 

 

そして、『ゴールデンカムイ』という作品はまさにそのようなお話です。

アイヌの文化を取り扱った漫画で、詳細な調査とその表現に驚きます。難しい題材であるはずなのに、映画好きな野田先生によるサスペンスとギャグが心地良いですね。

 

思わずメモしておきたくなるようなセリフも多くすごくおもしろい作品でした。

 

すでに私の関心は作品を飛び越えて、アイヌ文化に向いています。まずは基礎的な事でよいので5月はそこも学んでいきたいです。民族や文化を守っていく意義をどちらも教えてくれました。