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【大ネタバレ注意】『ゴジラS.P<シンギュラポイント>』 最終話・結末考察・解釈 

【大ネタバレ注意】『ゴジラS.P<シンギュラポイント>』 結末考察・解釈

 

※注意!!!!!!

この記事は『ゴジラSP』の重大なネタバレを含みます。最終話を視聴していない方はブラウザバックを強く推奨します。また、当方SFに詳しくないため一部物語外の理屈や理論を完全に把握してない点があります。

続きは↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴジラSP』第13話「はじまりのふたり」

 

 

結論から書きますが、ゴジラSPは、

 

最初の特異点から、世界を征服する強大な兵器を生み出そうという葦原やシヴァ(一部?)の物語でした。

 

もうエヴァですよ半分。

 

正確にはそうだと思います。としか言えませんが。考察というか解釈の粋をでません。これは各自で受け取るべきこと。シンエヴァでそれは学んだはずです。完結した作品は究極的には答えはない。自分が1番納得できる解釈をするほうが楽しいということがわかりましたから。

 

いやーでもスッキリしました。劇中での葦原の登場、ジェットジャガーの巨大化、ゴジラとの戦い、映像としてはすごいものでしたが、なんか釈然としないままエンディングに。

すると、その後、スティーブンと海が「メカゴジラ」を建造。最後に葦原が現れニンマリとする。これでやられたと。

 

 

10話くらいで出てきた佐藤の仮説があっているのか定かではないですが、葦原はゴジラに故郷を消滅させられた、葦原は骨を拾って、兵器として利用することで世界に復讐を企てたというところでしょうか。

 

そのために研究とシヴァを設立。この時に、いたメンバーはティルダ・海・スティーブンではないかと思われます。葦原が計算爆発により行方不明(特異点の中で作業をしていた。あの空間ではウラシマ効果があり年を取らない)になってから、集められたのがリー博士、BBではないかと思われます。

 

あの2人には、単なる人類を救う研究と称して集めた、と考えると納得がいきます。

そして葦原は研究をすすめる中で、アーキタイプや紅塵由来の生物がやってくる、などを予測。それと同時に計算機を使って、どうにか骨から人工的な特異点ゴジラ>を作り出せないか検討していたと思われます。エヴァで、アダムやリリスから2号機、初号機等を作ったのと同じですね。

(実際にSF×エヴァンゲリオンと企画書に書いていたと「CGWORLD」に記述がありました。)

 

ここで出てくる疑問として、他の怪獣と戦うためにメカゴジラを作っていたのでは? という疑問が出てきます。たしかにありえますが、ユンやメイが破局を回避した後に建造していると考えると、もう作る意味がありませんよね。

破局回避後に、「メカゴジラで地球征服しようぜw」ってなった可能性はありますが考えにくいでしょう。あれほどの大掛かりな機関が、よくわからないものから地球を救うために発足される可能性は低い。やはり、世界を手中に収めることができるような”兵器”の方が大人はお金と時間を掛けたいもんですよ。

 

ですがその開発途中に、計算爆発(エヴァでいうセカンドインパクト)が起きてしまい葦原はシヴァの中に閉じ込められてしまう。これもBBが言っていただけなので、爆発によって葦原は姿を消したのか、ペロ2のように自らタスクをこなすために計算機の中に入ったのかはわかりません。

 

そこで葦原がウラシマ効果によってちんたら計算している間に時間が立ちすぎて、破局が起こりそうになってしまったのかなと。そこでピックアップされたのが、ユンとメイ、そしてペロ2とユング、AIナラタケだったわけです。そしてこの2つのAIは最初からすべてを知っていたということではないでしょうか。

 

 

つまり、50年前に葦原が残したと思っていた、あの曲のメッセージや、チャットのやり取りは全て、特異点の中で時間を逆行したペロ2が、ジェットジャガーユングプロトコルと融合しジェットジャガーPPになり、そこから送っていたということです。

 

葦原も特異点の中で、「またこの歌だ一体誰が?」と発言しているので曲自体のことを葦原は知らないということです。

 

つまりあの50年前の船内の中で、技術的特異点(シンギュラリティ)を迎えたジェットジャガーPPが、あの曲を発生させて全てを伝えていた。そしてそこにたどり着いたあの瞬間に、ゴジラと対峙していたジェットジャガーPPに情報が戻る、思い出す事によってコードは完成。自らが特異点となってゴジラウルティマと競合し対称性を、勝ち取る?そのへんはわかりませんが、シンメトリーとなってゴジラとともに消滅し、破局は回避、葦原のタスクが終わったため、何らかの方法で特異点(シヴァ、計算機)から脱出しジェットジャガーPPが完成させた計算機、ないしはティルダたちが隠し持っていた何かしらの技術で、メカゴジラを建造。

 

この後の世界はもうお察しの状態。メカゴジラと人間によって別の意味での破局を迎える。ということではないでしょうか。過去に戻っていたのは、ナラタケだったということでしょう。子孫(追記:シンギュラリティだ!意味わかるやん!)とか言ってたのがよくわからないですが、ユンが作ったAIたちは自分自身で成長をし、ペロ2が技術的特異点を迎える。そこで、過去からヒントとなる情報を送ったということだと思います。これだとリー博士たちのセリフにも納得行くかと思います。

 

後わからないのは、ゴジラアーキタイプの存在ですかね。なぜ最初の特異点であるあの骨の生き物が現れたのか、そこはまだ考える余地があります。

ほんとにいきなり現れた魔法のランプなのでしょうか。かなり引用されているラーマーヤナマハーバーラタの中に答えが隠されているかも知れません。

 

 

私はゴジラSPをこう観ます。その他SFに詳しい方々の情報も確かめつつ、何か気持ちが変わればこの解釈も更新していきたいですね。せっかくメイやユンジェットジャガーは頑張ったのに、、、。

まだ私も全然理解できていない部分もありますが、興奮していても経ってもいられずに書きました。なにかおかしな点や気づいたことがアレばぜひお願いします!!!!!!!