ヒモ夫の日常

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大学生と名画その98「レオン」(1994年)

「レオン」(1994年)

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ニキータぶりのリュック・ベッソン

こんにちは。豆苗の生きる力ってすごいですよね。ウォーターサーバーの上に豆苗を置いて、切って食べてるんですが、水入れる時に、豆苗の葉っぱが頭に触れるくらいなんですよ。書いていてこんなに伝わりにくいこと無いだろうなあと思っています。なので豆苗の話は忘れてください。

今日はそんな映画の「レオン」です。リュック・ベッソンといえばルーシーな俺ですが、今回はレオンです。同監督作品の「ニキータ」のアンサーというか、対をなす作品というか、そんな感じですよね。ニキータは薬物使用者の死刑囚の少女を工作員として育成し・・・っていう感じでしたが、今回はある少女と、殺し屋が出会い、育てるというか守る映画でした。いろいろ思うところはあるので早速メモしていきます。

リストによると

ジャンル:アクション

監督:リュック・ベッソン

主演:ジャン・レノ N・ポートマン G・オールドマン

コメント: 12歳の少女と寡黙な殺し屋の淡わ~い交情を描いて、秀逸。

仏人監督ベッソンの先鋭な演出。無名の俳優J・レノ(殺し屋)とナタリー・ポートマン(少女)は、一躍世界の舞台に躍り出た。

ファーストシーン=タバコを吸いながら、膨らんでもいない胸を反らせて見せる少女、気にもとめずに通り過ぎる殺し屋・・・。

いいショットだ。アクの強い敵役の俳優に注目。

◯《観葉植物の鉢と殺し屋》というカットは、何カットある?

チャップリンやマリリンモンローのモノマネをするシーン、あれ、脚本にあるのか?撮影現場の思いつきだろうか?

リストより

 なげーーーーーー。タイプするの疲れましたね。それほどお気に入りの作品ということなんでしょうね。観葉植物は必ず持ち歩くんですよ。細かい描写はたくさんあるんですが、殺し屋の精神面とかそういう方向のディティールですね。

リュック・ベッソン監督がニューヨークを舞台に放つアクションエンターテイメント!

リュック・ベッソンの名を世界に知らしめた、映画史に残る傑作アクション。劇場初公開時にカットされた22分の未公開シーンを追加し、96年に公開された完全版。

プロの殺し屋として孤独な日々を送るレオンのもとに、家族を惨殺された少女・マチルダが助けを求めてやってくる。復讐のために殺しの訓練を乞う彼女を断りきれないレオンは、マチルダと奇妙な同居生活を始める。2人は徐々に心を通わせていくが・・・。

「レオン」と対をなすような作品「ニキータ」に出演しているジャン・ユーグ・アングラードが、完全版にだけ麻薬の売人役で特別出演している。

U-NEXTより

 ってな感じの映画です。なんか珍しく、ここの隙間に書くことが思いつかないです。なんかここでは、あらすじとかに対して思ったことをボソボソ書いてるんですが、それが全て下で書きたいこと過ぎて書けません。おとなしく次へ進みます。

どんな映画?

おままごとコメディ映画だと思います。

あーやっと言えた、スッキリしました。たくさんアクションとかバイオレンスとか、殺し屋ものってたくさん書いているので、「いや違くない?」っていうタイミングが難しくて書くのが難しかった。

まあ違くない?は言い過ぎました。もちろんガンアクションはすごかったです。ルーシーとかトランスポーターとかもそうですしね!

私も初めは、アクションモノ、シリアスなサスペンスものだと思って見ていたのですが、途中から見方を間違えているな、と思ったんです。どうしても少女マチルダが、異様すぎて話があんまり入ってこなかったんですよ。だからうーんって思ってたんですが、コメディだ!って途中で気づきましたね。そういうシリアスな作品にしては、リアリティがないセリフや演出だったので、そういう皮を被った殺し屋とませた女の子のコメディと思ってみたら随分見やすくなりましたね。戦争や、殺しがあるコメディ作品なんて5万とあったので、別におかしなことではないし、直接的なギャグシーンを除いてもそう考えたほうがスッと入ってきたのでそれでいこうと思いましたね。

家族が酷い殺され方をしたり、冒頭のレオンのアクションシーンとかで惑わせていますが、基本的には、寡黙でミルク飲んだり、読み書きも出来ない寂しがりやな男と、早く大人になりたい精神的には大人だと思い込んでいる少女のラブストーリーなわけです。なんかあべこべなキャラクター設定になっているわけです。

この。女の子がおませさんで~、っていう笑いは意外と身近で、海外ドラマのフルハウスの赤ちゃんとか、日本で言うならちびまる子ちゃんのまる子とかですね。

彼女たちが面白いのは、子供のくせに、大人が使うような言動をするがやはり子供であるっていう構造なんですよね。まさにマチルダはそうなんですよ。あれは多分真面目にやってないと思います。だからそういうマチルダにクスッと笑いつつアクションとか、あのサスペンス感を楽しむもんなんだ、と思ってみました。

そしてそのサスペンス感が非常にうまく出ていてグイグイ進んでよかったです。基本的に不利な状況が多くてそれをどうひっくり返すかっていうスリルと爽快感、主人公たちよりもこっちのほうが情報が多いのでそれが効いてました。

好きなところ

コメントに書いていた、マリリンモンローやチャップリンのマネごとするシーンですね。マチルダがゲームをしましょう。と女スパイみたいなことを言い出して、始めるのが色んな服やメイクで過去の名俳優たちを再現してお互いに当て合うっていうゲームだったんですよ。かわいい。

そこでレオンがやったコスプレがジョン・ウェインでした。マチルダとジェネレーションギャップがあるっていうボケのシーンなんですがそれであるき方や立方でジョン・ウェインって即答できたのがとっても嬉しかったです。西部劇見てよかったなーって思った瞬間でしたね。

あとはマチルダの可愛いシーン。自分をレオンの愛人だといってみたり、近所の悪ガキ相手にいっちょ前の女殺し屋ぶってみたり、レオンに性交渉の交渉をしたりと、可愛いです。

まとめ

今回は、見ている最中に視点を変えてみるとまた違った感想を持つことを実際に体験しました。よく岡田さん含め、コンテンツ全部見東大生の大島さんとかなにか解説する時に、誰かの視点でみる、とかこういうものだと思ってみると、的なこと言っててそんなの無理だろと思ってましたが、作品を自分なりに楽しんだり、わかりやすくするためにそういう見方もありなんだなーって分かりました。というか映画見るのまじで疲れました。