ヒモ夫の日常

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大学生と名画その94「眼下の敵」(1957年)

「眼下の敵」(1957年)

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いやあおもしろい

こんにちは。意識が朦朧としています。2本ブログを書くのは月イチでやってますが、映画ブログを2本分書いたことがないので、未知で怖いです。そして観賞の部分もやはり甘くなってしまいました。こういうときってなんか後悔するんですよね。もうちょっとちゃんと見れたのでは?みたいな。割と軽い娯楽映画だったので良かったです。

今日はそんな映画の「眼下の敵」です。なんかどっかで見たことある俳優さんだなと思って調べたけどわかんなかったです(・・;) でも男の子が大好きな海、船、戦いとてんこ盛りな海戦映画!ド迫力な映像にも驚きました。

リストによると

ジャンル:意外な快作

監督:D・パウエル

主演:R・ミッチャム K・ユルゲンス

コメント: ドイツ潜水艦と米駆逐艦。海の上と下で、艦長同士の知恵比べが火花を散らす。これぞ、B級映画の醍醐味

リストより

 私はB級映画っていってませんからね。

海戦と行っても潜水艦vs駆逐艦の対決です。船同士の戦だとまあ90分も持ちませんよね。すぐどっちか沈んじゃいますからね。お互いにレーダーやカンを頼りに、バチバチの頭脳戦をします。

これぞB級映画じゃ!!

どんな映画?

ボードゲーム感が強い映画でした。なんせどっちも見えにくいので、一旦お互いに爆雷とか魚雷を飛ばしてその反応を見ようみたいな。感じです。

あらすじとしては、第二次世界大戦中のある海域で、2つの船が鉢合わせます。ドイツの潜水艦の船長はベテランで数々の戦いをこなしていて、ヒトラーが起こした戦争によって息子を失っています。色んな思いを持ちながらも責任を果たす男です。

一方でアメリカ側の船長は、新米でクルーにバカにされています。ずっと船長室から出てこないし、雑魚だと思われているんですよ。ですが非常に頭の切れる船長でこの海戦で次々と優位に立っていきその手腕によって徐々に船員たちの信頼を得ていく。クールで切れ者、そして部下や人間を大事にするグッドガイなんですね。

そういう2人のリーダーが命をかけた戦いをする映画です。いっちゃうとほんとそれしかしてないですが、それだけでちゃんと楽しめるようになっています。昨日は会議室で今日は海上のみ。なんの縛りなんだ一体。

好きなところ

なんと行っても、さいごの頭脳戦でしょうか。かなりアメリカ側優位で進んできた戦いですが、ここでドイツ潜水艦船長がベテランの意地を見せます。

相手が爆雷を使ってきて、潜水艦が避けたあと無防備に決まった方向に移動することに気づく船長。わざと推進の浅いところに行き、誘い出します。そこで爆雷を使わせて狙い通り、トーピードを発射します。トーピードって魚雷です。英語で魚雷がかっこよすぎました。いいたいです。

それが見事ヒットし、駆逐艦はもうだめになっちゃいます。またそこでアメリカの戦略が光るんですよね。このクライマックスの読み合いが非常に良かったです。

セリフは2人の船長の戦争に対する気持ちを言うとこが好きでした。ラストシーンの船のスクリューが起こした波を移すシーンも良いですね。私は船に乗ることが多かったので懐かしさと、綺麗さ、スポーツを見たような清々しさがあってよかったですね。

まとめ

ほんと最後の最後までドキドキしました。スポーツみたいっていうのは結構的確かもしれません。もちろん戦争ですし、命もかかってますが、正々堂々とお互いの戦略を尽くして戦う姿がかっこよかったですね。爆発のシーンも非常に迫力があって空中撮影も見事!!!

なんか書いた順番が確実にわかる書き方ですよね。精進します。