ヒモ夫の日常

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大学生と名画その70「真昼の決闘」(1952年)

「真昼の決闘」(1952年)

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主人公可哀想・・・

こんにちは。近所付き合いって大変ですよね。しかも一人暮らしとか、なんか都会はそういう関係がもはやほぼ無いみたいなこと言うじゃないですか。まあ楽な反面寂しいですが、やっぱ適度にご近所付き合いをすればいいじゃないですか。でもやっぱ田舎はそうは行かなくって、私のような「出戻り・・・ヒソヒソ、大学辞めたらしいよ・・・ヒソヒソ、外、出歩かないんだって・・・ヒソヒソ、やっぱちょっとかっこいいよね・・・ヒソヒソ」みたいな噂が絶えないような異物(もとは同物だったのに)には辛い環境なんですよね。田舎の近所付き合いって。うかうかパンツ一丁や、タンクトップでは恥ずかしくて生活できないって、おかしくないですか??一本電話でも入れてから来るべきですよね。人間って。石器時代でもちっちゃい石ころ投げてから、みたいな常識はきっとあったでしょう。しかも大体持ってきた情報はしょうもないことが多いですし。皆さんうなぎは食べましたか?

今日はそんな映画「真昼の決闘」です。

真っ昼間から決闘ですよ。連絡も入れずに。迷惑でしかありません。

超絶久しぶりな西部劇です。もうあらかたジョン・ウェインとか、ジョン・フォードとか見たので、もう西部劇は来ないやろ、70本目だぜ?笑とか思ってたら、来ましたね。しかも後で「リオ・ブラボー」もあるんですよ。

何度も言いますが、西部劇を見るすなわち、他国の時代劇を見ることですから結構ハードル高いんですよね。しかもつまんねーーー!とも言えないんですよ。割とニコニコしながら楽しめちゃうとこがなんかイヤですよね。

ホント嫌なとこばっかだけど、未練タラタラしちゃう元カレみたいな立ち位置ですね。私にとって西部劇は。

まあ面白いんですけどね。結局、あったら雪崩式にホテルですもんね。

リストによると

ジャンル:西部劇

監督:フレッド・ジンネマン

主演:ゲーリー・クーパー グレース・ケリー

コメント: 時計が正午を指す時、孤独な老保安官が悪人たちと対決する。

ゲーリー・クーパーと(後のモナコ王妃)グレース・ケリーが出演。

リストより

 だそうです。私西部劇いっぱい見たんですが、ワイアット・アープのやつは荒野の決闘ですよね。荒野の決闘がどういう話だったか忘れてしまいましたね。こういう時にブログが役立ちます。

これ面白くてですね、そのとおり12時になったら殺し屋がくるぞーーーー!!ってわかっていてそこから主人公がいろいろしていくって感じ。

タイムサスペンスになってるんですよね。これまた新鮮でさすがおじさんたち、飽きさせない作品選びですよね。そして今回はカウボーイでなく、マーシャルです!

保安官のことです。カッコつけて申し訳ないです。

決闘の時間は正午!映画史に残る緊迫感と深いドラマで圧倒する名作西部劇!

名優、ゲイリー・クーパーの代表作にして、西部劇史上でも有数に上げられる傑作。かつての宿敵との対決までの時間と上映時間をシンクロさせた作りは、今見ても緊張感抜群。

西部の小さな町で結婚式を挙げた保安官ウィルの元に、かつて彼が逮捕した無法者たちが正午の列車で到着するとの電報が入る。彼らとの対決を決意するウィルだが、臆病な町の住民は誰ひとり協力しようとしない。時間がだけが虚しくすぎる中、遂に列車が到着し・・・。

監督を努めたのは「地上より永遠に」「ジャッカルの日」などリアリティに満ちた作風に定評のある名匠、フレッド・ジンネマン

U-NEXTより

 という感じです。腹減ったのでなにか食べます。その”ご近所さん”のせいであんまり食べてないので。書いてからにするか今食うか迷っていますが、善は急げ。

夜食食べにいくと必ずゴキブリいるんですよね。毎回処ってから食べてます。よかったなんかうんちみたあと御飯食べれないみたいな部族じゃなくて

さっきも言ったように時間が設けられていてそこにドンドン向かっていくという映画です。なんというか非常にテンポが良いですね。否が応でも見続けたくなりました。別にやってることは他の映画とあまり変わらないんですが、日を跨いだりしないで冒頭から12時に来るってーーー!みたいな感じで始まるからスピード感が良いですね。

というか88分だったかな?超絶短いです。

ジンネマン監督の別作品も気になります。

どんな映画?

新鮮な西部劇でした。今の今まで西部が舞台だから西部劇って理解していなくて、そうだったのかーーー!ここは地球だったのかーーーー!みたいな思いでブログを書いています。

あらすじのあらすじとしては、街で莫大な信頼と実力がある保安官の主人公なんですが、彼が昔逮捕した悪者が釈放されたという噂が村に流れます。復讐しに来るわけですよ。で主人公はもう現役引退で、新婚ホヤホヤの奥さんとあとはまったり暮らす予定なんですが、そんな事態に。みんなで協力して倒そうと言うんですが、みんな死にたくないですよね。なんならお前が出てったらあいつもここに用事ないし、もうお前明日で保安官引退だから出ていったほうが良くね?って雰囲気まで出すんですよ。

時計はもう12時を指すというのに、たった一人の協力者も「ほか誰もいないのきついなー^^;」みたいな、映画行く前日になってもメンバー集まらない時みたいになるんですよ。それでどんどん焦るんですよね。

最高にどきどきしますよ。最初は住民ども意気地がねえなあ!とか思ってたけどあんな余裕だった保安官も不安がってきて、俺らも動揺するしか無いんですよね。そこがミソ!!おもろい!!

そんな名作でした。

好きなところ

保安官が焦っている裏でね、2人の女性がなにやら動いているんです。そこが私は好きですね。

こう保安官はそれどころじゃないですから、いわゆる「この映画で感じるれること」を担っているのは彼女たちなんですよ。

一人は元カノ?の巨乳女。もうひとりは奥さんです。彼女らは彼と自分の関係を顧みて、正午の列車で街を出ることを決意しています。

2人で女子旅にGoToするわけではなくて、二人とも別の思いをもって同じ行動をするんですよね。そこもまた面白い。女性の行動から二人の気持ち、そして主人公のなぜ街を守りたいのか、保安官として男として何を思っているのか!みたいなのに輪郭をつけていくんですよ。そこのおしゃれさが好きですね。

巨乳の「あたしの男だったら一緒に銃を持って戦うわ、でもあれはあんたの男よ」ってセリフがかっこよかったですねー!姉御肌かつ巨乳なんです。男子大好きですよね。

いろんな読み取り方ができるのではないでしょうか。

まとめ

映画もスピード感があって楽しかったし、ブログもサラッと書けてなんかいい感じですね。西部劇は後もう一作あるので、まだまだダメンズな元カレとの関係は断ち切れそうにないです。

明日は黒澤映画だーーーーー楽しみすぎる。。。