ヒモ夫の日常

駄文、愚文

大学生と名画その42「スタンド・バイ・ミー」(1986年)

スタンド・バイ・ミー」(1986年)

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ここ切り取るんだ

こんにちは。暑くて死にそうです。でも水と扇風機さえあれば人間は生きていけます!コロナは大切なことを気づかせてくれました。

今日はそんな映画の「スタンド・バイ・ミー」です。本当は真珠の耳飾りの少女のあとは「スウィングガールズ」、「スターウォーズ」だったんですが、諸事情で後回し。そしてスタンド・バイ・ミーです。もちろんドラえもんではないですよ。

これも母親が好きな映画なので、テレビやDVDも合わせ何度も観たことがあります。しかも主題歌と相まって超有名な映画ですよね!!

リストによると

ジャンル:意外な快作

監督:ロブ・ライナー

主演:ウィル・ウィートン リバー・フェニックス

コメント: 森に事故死体を見に行く4少年の冒険旅行を通して少年期を描く。主題歌佳し。まだ観ていない人は、急げ!!(カンカンリストより)

 ってな感じです。とってもいい映画だったイメージなので、リストでB級扱いされているのが変だなって思ってましたが。あながち間違ってなかったですね。あの味を出すための演出だと思いますが、ポイントポイントでわざとB級っぽいこと入れてくるんですよね。BGMに合わせて少年たちが「ぽっっ(口を鳴らす音)」ってしたりとか、ギャグと言うか笑いも、臭わせるような感じです。そういうオールドスクールな感じを醸し出すための演出ですよね。そこにいろんなものを散りばめている感じです。

急いで見ろ!!っていうのもわかりますね。若ければ若いほどおもしろいし、響くしいい映画です。私も早く観てて良かった🌟

変に凝り固まらないうちに観て、少年の心を保ちましょう。

少年たちのひと夏の冒険と成長と友情・・・。これぞ青春映画の永遠の金字塔!!

監督は「あなたにも書ける恋愛小説」のロブ・ライナー 。12歳の少年4人が、森の中で行方不明になった少年を探しに行く2日間の旅を描く。

1956年、オレゴン州の小さな町。12歳の仲良し4人組が、森の奥で行方不明になった少年を見つけ出そうと冒険に出る。しかしこの2日間の冒険は、それぞれの心に生涯忘れ得ぬ思い出を残すのだった。(U-NEXTより)

 やっぱU-NEXTのあらすじ書き写してるときが一番映画のこと思い出してなんかいい気持ちになるぜ。「スタンド・バイ・ミー」もショーシャンクとかグリーンマイルとかシャイニングのスティーブン・キング原作だったかな。

中学に上る前の休みかな、それくらいの男の子たちが主役です。楽しそうで可愛いなーと思いつつ自分のこのくらいの年の鬱屈しはじめた感じとかを思い出しますね。なんか暗い気分になってきました。

どんな映画

まさに青春映画の金字塔。こんな体験してみたかったなあ。って感じです。眩しくて、危うくて、なんと言っても楽しそう。

四人の少年がそれぞれキャラクターが立っていて、かつ小学生のあの感じが出てていいです。アホなとこもそうですし、真剣なところも、いい意味で子供なところが観てて笑っちゃいつつなんか切なくなりますね。「お前のカーチャンでーべそー!」のアメリカ版とかがあったり、「ねえちゃんとお風呂入ってる?」のアメリカ版があったり、そういうのも良いです。

そして初めて観た映画ほど書くことがありますね。これは誰かに紹介するっていう効果はあくまで二次的なもので、自分が感じたことを書き留めておくことが目標ですからね。なんども観ていると書き留める必要もないってなっちゃうんですよね。

好きなところ

クリスっていう男の子と、主人公ゴーディのイチャラブさがすごいですね。もう少し私が子供であれば良い友情関係だな!って思うんですが、今回は「腐女子が好きそうだな」と思ってしまい、精神汚染を感じましたね。でも良い関係です。あんなにお互いを思い合っていた二人が、後に疎遠になったりする感じがリアルで良い。「友達はでき、離れていく」っていうセリフも良いです。

好きなシーンは、森の中のとこです。

死体は川のそばにあり、川への近道としてうっそうとした森を抜けようとします。暫く歩くとそこは沼地。水の近くですからね。タモリ倶楽部でも文句は言えない地形演出です。アホみたいに深い沼が目の前に出現し、棒で深さを確認してから歩いて渡ることにします。そしたらドッボーンってみんな落ちる。沼だから棒なんて意味ないんですよね。ここも味のあるユーモアですよ。話変わりますが映画の中で笑いどころってなんて表現したら良いんですかね。漫才ならボケ、ラジオならトークとか、コーナーですし。オチとか色々ありますが、映画の笑わせるところって名称あるんですかね。クオラで聞いてみます。

 

そこで沼に入りはしゃぎます。水と子供は相性いいですからねそりゃあもうはしゃぐ。そこでのやり取りもいいですね。でも切なさが残りますね。今見ると。

んではしゃいでたら一人のデブにヒルが付いてるんですよ。それで大パニック。みんな服を脱いでヒルを取り合いますそこが好きです。主人公の金玉にヒルがついてて血まみれになってるってとこまでセットで好き。

まとめ

その他にもたくさんいいシーンありますよ。ゴーディは小説家が夢で、それを応援してるってか本気でゴーディの才能を信じてるし、何より楽しんでる親友クリスが「すべらない話しろよ」っていうとこもいいです。これ現実世界ではいじめですからやめたほうが良いです。でもファンタジーですし。

たくさん散りばめられている分、立ち止まって考えることができる部分もあります。まだ観ていない人はオススメです。例によって照れくさくて多くは書けないし、なんなら切なさを感じてしまうお年頃です。もうすこしおとなになったらまた感じ方が変わる映画だと思います。また観たい。