ヒモ夫の日常

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大学生と名画その19「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985年)

バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985年)

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おっもしれええええええ

こんにちは。旧石器時代ぶりのボーリングのスコアがギリ80でどうしようもない面持ちの俺です。今回の映画はバック・トゥ・ザ・フューチャー。いやあ、面白かった。素直にすごいです。

軽く、なぜバック・トゥ・ザ・フューチャーを見たかっていうお話をします。

5月27日の「佐久間宣行のオールナイトニッポン0」を聴いた方はわかると思います。ラジオ番組です。

放送で佐久間さんが「時計買ったのよ!!チープカシオ!」といっておられました。どうやらその時計はいろんな映画で着用されているらしいです。「ダークナイト」のジョーカー氏、「キングスマン」のサミュエルエルジャクソン氏、そして「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のマーティ氏だそうです。佐久間さんいわく「イカれたやつがつける時計」って言ってました。その後に衝撃の一言。「アマゾンで2,500円だからみんな買って。」

即買いしました。ちょうど時計が欲しかったので即決です。デザインもダサかっこいい。少なくとも男子ウケは良さそうです。

で、買ってから気づいたんですが、あんな個性的な時計をつけているとなぜ購入したか聞かれますよね。その時は「バック・トゥ・ザ・フューチャーの~」と説明するわけですが、私一回も見たことがない。これはイカン、ということでリストの最後の方である「は行」バック・トゥ・ザ・フューチャーを見ているわけです。

時計を付ける前に見ておきたいな、ってだけ。ただそれだけで五十音順ルールを破ったわけです。

リストによると

ジャンル:ワッハハ

監督:スピルバーグ ロバート・ゼメキス

主演:マイケルジェイフォックス クリストファー・ロイド

コメント: ご存知タイムマシーンものの傑作。細部まで目が届いていて、観るたびに唸らされる。パート2・3も、良し。(カンカンリストより)

 ええ。今のタイムトリップものの要素はすべてここにありました。今日のコメントは鋭いですね。

一斉を風靡したタイムトラベルシリーズ第1弾。高校生マーティが30年前の世界へ! 

マイケルジェイフォックスを世界的スターにお仕上げた80年代の大ヒット作。巧妙に組み立てられたSF展開、コミカルで愛すべきキャラたち、ハラハラな青春劇、すべて魅力的。

親友の科学者ドクが発明したタイムマシンで、高校生のマーティは1985年から1955年にタイムスリップ。そこで後に彼の両親となるジョージとロレインに出会うが、ジョージは乱暴者ビフに虐げられる日々を送っていた。そんな中、ロレインはマーティに惚れ...。(U-NEXTより)

 さすが超人気映画。コメントが完璧すぎて書くことがありません。本当にそのとおりです。すべてが魅力的。スタンド・バイ・ミーとかグーニーズとかそんな感じでした。超好きです。

どんな映画?

超絶気持ちのいい予定調和な映画でした。予定調和ってマイナス言葉としてよく使われますよね。でも超絶気持ちのいい、によって相殺、どころかプラスになっている気がしてなりません。好きなんですよね、悪い言葉を逆に超いいみたいな感じで使うのが。

それってうまく誘導させられてるっていうか、バーグさんの手のひらの上でバック・トゥ・ザ・フューチャーを楽しんでる自分がいるんですよね。正しい楽しみ方だと思います。

SFもコメディも巧妙に組み立てられています。今流行りの伏線回収ってやつですよね。今まで見てきたタイムスリップものはこういった作品たちの積み重ねなんだなと、改めて感じました。過去が変わると、自分の体がすけちゃう!とか。タイムパラドックスってやつですよね。メタルギアでもオセロットをいたぶって殺しちゃったときに司令から怒られますし。

好きなところ

タイムスリップもの特有の頭がおかしくなるあの感じがやっぱり好きです。

例えば「成せばなる」って言葉をマーティは言われてるんですよね最初に。でいろいろあってバック・トゥ・ザ・フューチャーしたときに、夢を叶えていた父親がマーティに「成せばなるんだよ!」といっています。マーティは過去へ言ったときに、ナヨナヨしてるおやじに「成せばなるさ」って言っていたんですよ。それがきっかけで父親はその言葉を使うようになった!ってことなんですけど。この場合、実は最初もそうなる未来は決定していて、言っているのか?それともこのセリフはドクが言ってたやつだっっけ??みたいな。

なんで手紙破いてたのに、防弾チョッキをしているんだ??今出発したマーティのおかげ?それともドクが?だったら最初っから逃げなくても死んでいなかったのでは??みたいなね。書いてても頭がどんどんおかしくなる。これが良いですよね。脳だなあって感じがする。

あとはマーティが自分のルーツを知っていく姿が好きですね。弱々しい父親や、なんだか危ない雰囲気のお母ちゃんとかを通して自分のやりたいことも再確認する。それをハイテンポでサラッと映すところが、あざとくないので良いですね。

あと腕時計がダサかっこいい!!!!!!!早くつけたいぜ。

まとめ

セリフ、展開、演技、音楽どれも非常に細かく考え抜かれていてずっと楽しかったです。これだけ毎日映画を見ているとマジで飽きてくるんですよね。ただでさえ飽き性な性格なので顕著なんです。昨日の恐怖の報酬はあの音楽や、間が醍醐味の映画なのに、1.4倍速でみてました。ですがバック・トゥ・ザ・フューチャーは早く続きが見たいし、一秒たりとも見逃したくない。

名作は違いますね。名作ゆえ細かい解説やマニアックな知識等はネットの海に転がっていると思いますので、それを読むのが楽しみです。そういうのはできる人がやりましょう。できること、したいことを。

あれ?こんな終わり???