異次元
ただの筋トレと銭湯の話。こんなタイトルだけど。
ジムと銭湯の異次元性について
生きていて異次元にイクことはまずありえないけど、お金かかるけど異次元を簡単に体験できる場所がある。それが「ジムと銭湯」である。一体なぜこの2つのどこにでもある施設が異次元と言えるのか、私の見解を説明する。
筋肉
今日は
- アップ
- パワーラックで肩&スクワット
- ベンチプレス 低負荷
- アーノルドプレス&チンニング
- 金髪ショートのお姉さんとストレッチ
なんか気になるとこある?上から順に説明しようかな〰って感じだけど。
大勢の人が、無言or唸り声あげながら、重いもの持ったり、ぶら下がったりしてる空間って異次元だと思う。しかもみんなムキムキだし。会話もするわけでもなしに、ABBAの曲をBGMにカラダを痛めつけるってもう現実じゃありえんからねまじで。いろんな人がいてほんと面白いし、あの異次元空間は辞められねえ。
金髪ショートと脇腹とオレのプライド
ストレッチするマットとか敷かれてる部屋にて。長身で細身で金髪ショートのお姉ちゃんがずっと柔軟してた。きっとダンスとかそういうのやってる人だと思うけど。
普段は、めっちゃ化粧して、髪セットして、ストリート系のエロい服着て男を魅了してるはずの彼女が、髪ボッサボサ、靴下地っ味地味、服ジャージっジャージ(高校の)、すっぴんっぴんでオレの前で脇腹を顕にしてストレッチをしているのだ。うおおお。
パツキンショートなだけでも好きだけど、ジムに居るこういう子はたまらん。みんなもわかると思うけどジムに居るそういう雰囲気の女の子、めっちゃグッと、なるよね。
でも、オレにもプライドはある。のでストレッチガチ勢としてあの脇腹を見ないでストレッチしました。
女の子が、あんな格好でカラダの筋を伸ばす空間って、異次元やんか。
ああいう女の子っていろんな背景が思い浮かんで良いんだよね。つぎ、銭湯行きます。
銭湯ってさいこう
もともと大きいお風呂は大好き。毛深いけど。度々登場するこじらせ先輩に一度銭湯に連れて行ってもらってから、あの不思議な空間にハマった。
赤の他人と、無言で陰部を見せることに臆することなく、カラダの垢を落とす、異次元やんか。他人と同じ液体に浸かってリラックスするって、家畜でも急いで洗われるのに、人間ってのは不思議やねえ。
一人でもみんなでも
任天堂みたいなサブタイトルになってしまったけども。
銭湯向かう途中に友達に、どこいくの?って言われて銭湯に行くという旨を伝えると、「一人で?」って言われたけど、勘違いしとりゃあせんか?
あの異次元空間はみんなで行っても、一人でいってもとっても楽しい。みんなでお風呂は、言わずもがな、一人銭湯は宇宙であるって本かけるくらい。楽しみ方、おれが教えてやろう。
一人銭湯は宇宙である
温冷浴っていう入り方を教えてもらった。水風呂と暖かいのを交互に入るやつなんだけど、筋トレ後のカラダの解しにもなるし、カラダも芯から温まる。やったらわかるやばいやつや、って感じ。のぼせることがないから料金分心ゆくまで楽しむことができる。
そんな何時間も入って何をすんのかと言うと、考え事&風呂観戦である。考え事っていうか頭がめちゃめちゃ働くから、クリエイティブなことも思い尽くし、なんか、自分の核やそこにぐーーっと迫っている感覚、就活生は風呂に行くと良い。一人でないとできないスピード感のある思考がたしかにそこにあるのだ。水風呂と美ボディー風呂を行き来しながら、羽生名人なみの思考速度で何かを考えているのだ。
風呂観戦
お風呂に来た人の行動を突っ込みながら見ること。
まず今回入った瞬間、ショートボブが目に入った。その時、「あの、お父さんと一緒に来て一人で風呂入れないから一緒に入っている娘なのか!?だとしたら恥ずかしすぎる!!」と思ったけど普通に妊婦ほどお腹出たおっさんだった。歯磨きしてた。
温冷浴ってターン制なところがある。意外とやってる人が多くて、仲間やんって思うけど、みんな一人の世界にはいっているので一人で水風呂にはいりたい。だからあのおじさんが来たら水風呂から出ようって言う感じになる。それで目を合わせ「来たか...交代だ」みたいな野宿でクマに襲われないように見張り交代するみたいな感じ。
たまたま今日はおれの水風呂ターン中におっさんがすいません言うて入ってきたけど、その光景はさながら映画スタンド・バイ・ミーのよる見張りをするゴーディとクリスみたいな感じだったであろう。
バッチバチの墨が入ったお兄さんが来た。入れ墨があっても入れるこの感じが大きな銭湯と違って良い。さすが優しいババアが寝ずにやっているだけある。オレは人間が好きなので、ヤクザであろうがなんだろうが受け入れるが、そのお兄さんのあかすりタオルの柄が背中の入れ墨と全く同じ柄だった。さすがに自粛したら?って思っちゃった。一緒かい!とか、いやガラ悪いな!(がらがかかっており面白い)とツッコミを決めかねていたら、そのお兄さんが湯船浸かって、頭にちょこんと入れ墨タオルをのせた時点で笑ってしまったのでオレの完敗である。
そんな楽しいことをしている間にだんだん人も減ってくる。
ふと脱衣所の方を見ると、ショートパンツにTシャツという男泣かせの格好の子が居るではないか。。
微妙に体重が前にかかる。
思考の速度が、加速する。
あの足、太もも、薄着の下に隠れた素肌、切りそろえられたショートボブ。
ってショートボブのおっさんやん。なんやねん。
全部ノンフィクションです。楽しいから、一緒お風呂イコ。